2021年――公式企画への参加

カクヨム生誕祭2021

KAC2021 企画内容まとめ

【企画サイト】

https://kakuyomu.jp/special/entry/5th_anniversary#menu3


【企画内容の要約】

・10日間で公式サイトから出されるお題に沿った文章を、期限内に書き投稿

・タイトな字数制限(1200~4000字)と公開時間制限(お題発表から36時間)あり

・設定されている賞が豊富(全7種類)

 「皆勤賞」:お題に沿った文章を10個全て書けばOK

ほか、読者賞・レビュー賞・カクヨム賞・カクヨムレビュー賞・ベスト皆勤賞・レビューいいね賞

※うち、「カクヨム~」と付く2つは金曜日の3つのお題のみに適用されます。



【企画スケジュール】

◆お題発表→文章投稿締切・「お題」・私の参加作品

①3月8日 午後0:00~3月10日 午前11:59

・KAC20211「おうち時間」

『宇宙に住む』(SF)

 https://kakuyomu.jp/works/16816452219006297829


②3月10日 午後0:00~3月12日 午前11:59

・KAC20212「走る」

 『友の声が聞こえる』(SF)

 https://kakuyomu.jp/works/16816452219058049084


③3月12日 午後0:00~3月15日 午前11:59

 ・KAC20213「直観」

 『論より証拠が勝る瞬間』(SF)

 https://kakuyomu.jp/works/16816452219073178578


④3月15日 午後0:00~3月17日 午前11:59

・KAC20214「ホラーorミステリー」

 『誰がために鳩は飛ぶ』(SF)

 https://kakuyomu.jp/works/16816452219156912640


⑤3月17日 午後0:00~3月19日 午前11:59

・KAC20215「スマホ」

 『灯台下暗し』(SF)

 https://kakuyomu.jp/works/16816452219192304165


⑥3月19日 午後0:00~3月22日 午前11:59

・KAC20216「私と読者と仲間たち」

 『方舟の住人たち』(SF)

 https://kakuyomu.jp/works/16816452219235305909


⑦3月22日 午後0:00~3月24日 午前11:59

・KAC20217「21回目」

 『3方向の片道通信』(SF)

 https://kakuyomu.jp/works/16816452219276075239


⑧3月24日 午後0:00~3月26日 午前11:59

・KAC20218「尊い」

 『尊い景色は船から見ゆる』(SF)

 https://kakuyomu.jp/works/16816452219320191667


⑨3月26日 午後0:00~3月29日 午前11:59

・KAC20219「ソロ〇〇」

 『小舟と炎』

 https://kakuyomu.jp/works/16816452219367297752


⑩3月29日 午後0:00~3月31日 午前11:59

・KAC202110「ゴール」

 『梟と鶴の目指す先』

 https://kakuyomu.jp/works/16816452219403523326


◆集計期間

お題発表から一週間


◆結果発表

3月下旬頃




【メモ】

昨年とは異なり「同一ジャンルの短編連作」での参加を決めて臨みました。


お題が出される前、コンテストの要綱が発表された段階から「宇宙を目指すSFを書く」と決めておりました。その旅の過程は、お題によって変化する想定です。



【結果】

皆勤賞を達成し、300リワードをいただきました。


執筆中は、連作縛りを阻むお題の数々にかなり苦しみました。


(例)

おうち時間…冒険SFにそぐわない!

ミステリーorホラー…ホラーの方が書きやすいのは自明だけれども、いちどホラーを書いてしまうと世界観が崩壊してしまう。そもそもこれらのテーマの作品を「SF」ジャンルで執筆してよいものか

スマホ…近未来設定でスマホはむしろ古いかも?前話で宇宙がでてるのに、通信が必要なアイテムを入れ込むにはどうすべきか?


しかし、本当に苦労したのは⑦の「21回目」と⑨の「ソロ〇〇」でした。


⑦は21という中途半端な数字を処理する方法が思いつかず、結局通信回数でごまかすことになりました。


⑨は色々と検索もしましたが、結局「ソロキャンプ」しか思いつかず、小舟を浮かべて炎を前に対話するという、SFらしからぬシチュエーションとなってしまいました。今思えば「ソロ討伐」辺りの解釈にして、新星の動物狩りをしてもよかったかもしれません。。。


逆に、うまくいったと思えたのは⑥「私と読者と仲間たち」です。


過去のKACシリーズを振り返ってみたところ、お題が10個あるパターンの年は必ずメタなネタ(書き手を想起させたり、カクヨムのキャラクターが出てきたり)が含まれていることに気づきました。そこで今回もそれ系のネタが含まれると予想し、SFですが登場人物にジャーナリストのミノリを入れておきました。


そのおかげで、案の定メタ系のお題⑥が来た時に「宇宙船内の壁新聞」という設定でスムーズに話を繋げることができました。


登場人物たちのキャラクター性や、大きな筋書きは気に入っている作品群ですので

いつか修正を加え、1本の長編作品として仕上げてみたいと思っております。

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