カクヨムで読まれる作品を考察する

はじめに＆ちょっとしたお役立ち情報

※2022年9月20日　最新版に更新。　

　創作論と呼べるほど大それたものではありませんが、これまでの経験をまとめようと思い立って書き始めました。

　自身のウェブ小説活動歴は小説家になろうも含めると、トータルで七、八年ぐらいだと思います。

　以前はホラーや人間模様を描いた作品を中心に書いていました。

　しかし、パッとしなかったことと、異世界ファンタジーの方が読まれやすいだろうという動機で宗旨替えしました。

　最近ではサラリーマンが異世界転移して魔術師として活躍する物語を連載中です。

　ちなみに2022年9月20日時点で星が96、累計PVが約69,000です。

　こんな感じで大成功を収めているわけではないですが、どうしたら読まれるようになるのかを考えるエッセイとして連載していこうと思います。

　自身が成功者というほどでもないため、具体的な解決策よりも実際に連載を続けながら感じたことなどがメインの内容になります。

　手っ取り早く結果を出したい場合は人気作品の長所を研究しつつ、自身の作品に応用していくことが最短距離だと考えています。もちろん、盗用はダメ絶対です(笑)

　わりと重要ポイントなので、この応用するの部分について少し補足します。

　異世界転生物を書こうとした時、同じジャンルからインスピレーションを得るのはなかなかリスキーです。

　着想を得た部分がすでに使い回されていて、オマージュを通り越してパクリ認定される可能性があります。

　全然、つながりのないような海外作品、少女マンガなど、なるべく遠いところからヒントを得られると、「何かに似てる感」は持たれにくいはずです。

　例えば、映画や海外ドラマが好きな人は、ネットフリックスが何気におすすめです。

　特にネットフリックスオリジナル作品は、昨今のせっかちな視聴者を退屈させないように工夫が凝らされているので、クライマックスへの導線などヒントになります。

　たくさん見れば見るほど、どういう意図で作られているかが理解しやすくなるので、暇つぶしとインプットを兼ねて、海外作品を見るのは効果的だと思います。