09:希望
メイドC「さて、いきましょうか」
そう言って部屋を出て行った
後を追う
メイドC「会話がめんどくさいから言葉を覚えてもらってからにしたかったけど、先に顔だけは知らないとね・・・」
そういいながら扉をノックする
***『はい』
メイドC『はいるね』
部屋にはベッドが4つ奥に窓がある
窓の前にテーブルとイスが4脚
一人の女性が座ってお茶を飲んでいる、金髪のロングヘアーの女性
メイドC『あれ?Dはいないの?』
メイドE『えぇ、管理者に頼まれてって言って朝から・・・その子は?』
メイドC『そっか、この子はお嬢さまの新しいおもちゃで・・・順番だとGかな』
メイドE『そう、よろしくね』
メイドC『この子しゃべれないの』
メイドE『そう・・・そこ子は何?』
メイドC『何って?』
メイドE『人?』
メイドC『人じゃないの?』
メイドE『・・・さあ、Dに聞いてみたら』
メイドC『やっぱりそうなるよね』
奴隷G「?」
メイドE『害は・・・微妙だな、まぁ、いいか、ほかに要は?』
メイドC『ないかな』
メイドE『じゃあさ、お茶付き合ってよ』
メイドC『うん、いいけど・・・』
Eがお茶を2人分いれて戻ってくる
目が合う
メイドE『そんなに珍しい顔?』
メイドC『みたいだね』
メイドC「そんなに珍しい?みすぎ」
奴隷G「ごめん、不思議な感じがする」
メイドC『不思議なんだって』
メイドE『そう?普通だと思うけど』
メイドC『この子も転生してる』
メイドE『へ~それでか、でもその体も普通じゃないでしょう?』
メイドC『お嬢さまは呪いかなっていってたけど・・・魅了か誘惑っていっていた』
メイドE『呪いね・・・魅了?吸血鬼?』
メイドC『そうなの?』
メイドE『詳しくないけど、そんな気がする』
メイドC「口開けて」
奴隷G「へ?」
口を開けて見せる
メイドC『牙はないか』
メイドE『そうみたいだね・・・私も魅了されるのかしら?・・・あなたはされたの?』
メイドC『・・・いや、どうだろ・・・お嬢さまにいわれるがまま』
メイドE『嫌だった?』
メイドC『・・・そうでもないかな』
メイドE『ふっ』
メイドC『わらうな』
メイドE『ごめん、私もしてもらおうかしら』
メイドC『そうなの?』
メイドE『ここじゃ男に抱いてもらうなんてないでしょう』
メイドC『そうね』
メイドE『この国の男女比率が狂ってるのは知っているでしょう?』
メイドC『ええ』
メイドE『一夫多妻は普通だし、一生処女のままか女性としか経験のない人だっているんだから』
メイドC『それはきいたけど・・・あなた』
メイドE『そう、悪い』
メイドC『悪くはないけど・・・』
メイドE『Bみたいに奴隷になっつておもちゃにされる子もいるのにって?』
メイドC『そうね』
メイドE『まぁ好奇心みたいなものね』
メイドC『わかる』
メイドE『ん?・・・初めてだったの』
メイドC『悪い?』
メイドE『そう、どうでもいい・・・使うときはお嬢さまにいったらいいのかしら?』
メイドC『かもね』
メイドE『そう』
そういいながら膝の上に座って首に腕を回す
メイドE『お願いするわ』
何がおこっているのかわからなかった
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