第8話【SkillTree】
「何というかがっかりだなぁ・・・剣とかのスキルが欲しい」
ロダンがぼやく。
「心配しないでロダン、 貴方にはまだまだ可能性が有る」
「そうなの?」
「神様の与えもうたスキルは進化したり変化したり成長したりするの」
「どゆコト?」
「簡単に説明するよ、 剣術と言うスキルが有る」
【剣術】と黒板に書く天使。
「この剣術と言うスキルは使えば使う程、 新しいスキルに派生していくの」
「例えば?」
「このスキルを使い続ければ新しく抜剣、 舞剣とか色々な派生スキルが習得できる」
【 剣 術 】
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【抜剣】【舞剣】と黒板に書く天使。
「スキルを使い続けると新しいスキルが獲得出来るって事?」
「その通り、 そして新しいスキルの獲得条件は他にも色々有る
例えば【でぶ妖精寄せ】と言うスキルが有る」
【でぶ妖精寄せ】と黒板に書く天使。
「これはでぶ妖精と言う生き物に好かれるスキル
結構レアで確率的には勇者と同じ位レア」
「何だか凄いハズレを引いた気がする」
「このスキルを使い続けてでぶ妖精にパンツを被せ続けると
【でぶ妖精パンツ被せ職人】と言うスキルに変化する」
【でぶ妖精寄せ】-変化→【でぶ妖精パンツ被せ職人】と黒板に書く天使。
「何そのスキルは」
「でぶ妖精にパンツを被せやすくなる」
「えぇ・・・」
「でぶ妖精にパンツを被せるのはそれなりの技術が居るんだよ
そしてパンツを被ったでぶ妖精は縁起物、 つまり運のステータスが上がる」
「ステータス?」
「スキルの後に説明するよ、 こんな感じでスキル自体が変化するケースも有る」
「なぁ天使、 でぶ妖精寄せで説明するより
剣士から剣聖とかの方が分かり易いんじゃないか?」
呆れながらデッドが言う。
「うーん、 剣士のスキルで剣を使い続けて剣聖になるって言うのは
かなり困難だし現実的じゃないと思う」
「でも分かり易さはダンチじゃね?」
「そうかなぁ・・・それは何方かと言うと進化に当たるかな」
「良く分からないけど、 僕が剣を練習すれば剣のスキルを獲得できるとかも有るかな?」
ロダンが目を輝かせて言う。
「うん、 その可能性も無くはないね」
「誰かから教えて貰う、 とかでもスキルは獲得出来る
とは言え、 ロダンが現状話せるのは天使と俺だけだけどな」
「外に出たいなぁ・・・」
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