夏みかんツアー〈ギルド編〉5
光が収まるとそこには180cm位の大きさの黒鎧が立っていた
「このあとはどうすればいいの?」
「名付けたら終了よ」
「わかった」
(名前かなににしようかな?)
「思い浮かんだ名前をつけるのが普通だよ」
「じゃあ、カボス」
すだちがそういうと目の前にステータスが現れた
〈名前〉カボス
〈種族〉ダークゴーレム
〈タイプ〉
〈ランク〉S
HP500/500
MP450/450
AGE50
ATK100
DEF50
スキル
影斬り50MP
影から刃が現れて対象を斬る
「どうだったの?」
夏みかんはすだちの横に立ち、カボスを見た
「種族がダークゴーレムって書いてるんだけど」
「聞いたことないな?ダークゴーレムのところ押してもらっても良い?」
「押すの?わかった」
すだちが触れると別の画面が現れた
〈ダークゴーレム〉
闇耐性が備われている
闇魔法を使うことができる
「えっと闇夜石からできたゴーレムで闇耐性と闇魔法を使えるみたい」
「そうなんだ、良かったね♪当たりだよ」
「うん、ありがとう、一つ聞きたいんだけど」
「なに?」
「レベルが表示されてないんだけど」
「あぁ、術者が作り出した物にはレベル表示がなくて、その代わりに術者のレベルが上がると一緒に上がるのよ」
「わかった」
夏みかんは木の人形を指さし
「じゃあ、早速あの人形をを壊してみて」
「わかった」
すだちはカボスを見て
「カボス、あの人形を壊して」
すだちがそう言うとカボスは振り返り人形に向かって歩き出した
「武器を持ってないけど、どうやって壊すのかな?お姉ちゃん」
「さぁわからない」
カボスは人形の前に立ち止まると右手を剣へと変化させ
人形を真っ二つに斬り、すだちの元へと戻ってきた
「お姉ちゃん、ゴーレムって腕を武器に変えれたりするの?」
「わからない、あまりゴーレムを見たことないから」
「そう、でっあとはどうしたら良いの?」
「あとは帰るように言えば帰るわよ」
「帰るってどこに?」
「なんでもゴーレム専用の倉庫があるからそこに送られるのよ」
「わかった、カボス戻っていいよ」
カボスの足下に魔方陣が現れて、中に消えていった
「次はどうするの?」
「共同調合室に向かうよ」
「どんなところなの?」
「ポーションとかを調合するところよ」
夏みかん達は共同練習場を後にした
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