勇者になって【六十一日目】

『えー、これから将軍暗殺をしたいと思います』

『うわー言い方ってもんがあるでしょ』と頭。

それを聞いてヴァンパイアたちが魔王様に失礼だぞと反応した。

『まあ、気にすんな』とヴァンパイアたちを制した。

『とにかく、将軍の暗殺に従って、1つのチームじゃ見つかった時に将軍に遠くへ逃げられる可能性があるので3つのチームに分けます』

『私は暗殺はしたくない、てか断固拒否！！』と頭。

『えーっと、頭とガーゴイル、人魚の姉さんはこの城の保護、ヴァンパイアと聖龍は正面から将軍を襲ってくれ。そんで俺が将軍の首を取る。そんな感じ』

『は！魔王様分かりました』ヴァンパイアたちが頷いた。

『しかし、魔王様まおひとりでは……万が一の為にも』と聖龍。

『あー、それは大丈夫……サキュバスとパイモンから連絡が来たんだ今朝。だからパイモンはヴァンパイアたちと合流してくれ。サキュバスと一緒に行動するよ……じゃあさっそく始めますか！』

将軍暗殺計画が始まった。

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