114日目

『えーっと、宴もたけなわではございますが』

『まおうーかたいって、』

二次会も終わりだ。散々騒いだのでみんな疲れて寝てしまっている。パイモンの寝言に驚きながら淡々と締めの挨拶を終わらせた。

夜に慣れているヴァンパイアとサキュバスの秘書は眠くないようで片付けをしてくれいる。

『魔王様、城の南側に多数の人を確認しました』

城の外に数万を超えるの兵士が集まっていた。夜襲だろうか。

ヴァンパイアと秘書が殺気立っているので宥めた。だって城に姫さんに王子いるし。下手に襲われたら困るし。

それに今日は戦わないっぽい。野営の準備してるし。

その日は結界を張って休んだ。

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