　仕事が全然終わりません。

　疲れた体に鞭をうち、一生懸命に働きます。

　毎日のように残業で、休日すらもありません。

　仕事なんて辞めてやると、何度思ったことでしょう。

　でも、家に帰れば優しい奥さんが待っています。

　疲れて家に帰ったとき、私は幸せを感じます。

　会社を辞めれば苦しみはなくなりますが、同時に幸せもなくなってしまいます。

　つらくても幸せな私と、つらくも幸せでもない私。

　どちらがいいかと聞かれれば、やはり少しでも幸せがあるほうを選びます。

　だから私は働きます。

　一生懸命つらい思いをして、幸せに暮らすのです。

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