第6話 転職と防衛

町に戻り冒険者ギルドに向かい

「魔石の買取りをお願いします」

「え?今日は早いですね」

職員が笑顔で言うとリュックから魔石を出していく

「今日も大量・・・この大きいのは?」

「森の先の森の先の大蛇を倒したよ」

「え?えーーーー!あの大蛇を!!ちょちょっと待っていてください」

職員は慌てて掲示板から依頼書を持ってくる

「この大蛇で間違えないですか?」

「こんな感じだったよ、体液を吐いて面倒だった」

「これに触れてください」

触れると淡く青く光る

「本当の様です・・・ちょっと待っていてください」

職員が奥にいくと戻ってくる

「支部長が会いたいそうですのでこちらへどうぞ」

部屋に入ると

「座ってください、まさか数日で大蛇まで倒すとは思いませんでしたが精霊様の加護があればですね」

「え?全く役にたってないけど」

「え?役にたってない?精霊様ですよ!」

「役にたたないし、我儘だから教育する事に決めました、森は待ち側には広がらないと約束させましたので、森にも近付かないでください」

笑いながら言う

「え?本当ですか?それは良いことですが・・」

「逆に大蛇がいた方角に広がるつもりです」

「それは良いですね、何か協力出来ることは有りますか?」

「無いですね、しばらく森で魔物を狩りながら精霊を教育しますので帰ってきたら魔石の買取りをお願いします」

「勿論全部買い取らせて貰います」

「じゃあ頑張ってきます」

「気を付けてください」

支部長に見送られ出ると職員が硬貨を渡してくる

「今回の分です」

硬貨を受け取り防具屋に向かうと鉄製の鎧を買う事にしてから能力確認に向かう


能力を確認してからスキルを獲得していく

【アイテムボックス】スキルポイント100と【攻撃力+2】を10個取得する


名前 菅原仁

ジョブ 村人 32歳

レベル 102

HP 754 MP 443

腕力 339+10 瞬発力 285

体力 319 生命力 435

魔力 286 知力 157

攻撃力 349+30 防御力 260×2

ボーナスポイント 0

スキル

獲得スキル・ボーナスポイント5倍

獲得経験値10倍 上限突破

感知能力 自然治癒 防御力倍増

鑑定 重撃 麻痺治癒力

天運 筋力アップ2倍 毒治癒力

アイテムボックス 異常耐性 料理

腕力+10 攻撃力+30

スキルポイント 0

精霊ドリアードの加護

森の支配者


「そんなに上がらなかったか・・・・仕方ないが転職でもしないとダメかな?だけどなりたい職業が無い」

「村人でアイテムボックス・・・・あり得ないような・・・」

ドリーが苦笑いしている

「仕方ないから【剣士】にでもなるかな?」

「ジンなら何に転職しても大丈夫だよ」


名前 菅原仁

ジョブ 剣士 32歳

レベル 1

HP 386 MP 222

腕力 169+10 瞬発力 143

体力 169 生命力 217

魔力 143 知力 79

攻撃力 179+30 防御力 130×2

ボーナスポイント 0

スキル

獲得スキル・ボーナスポイント5倍

獲得経験値10倍 上限突破

感知能力 自然治癒 防御力倍増

鑑定 重撃 麻痺治癒力

天運 筋力アップ2倍 毒治癒力

アイテムボックス 異常耐性 料理

腕力+10 攻撃力+30

スキルポイント 0

精霊ドリアードの加護

森の支配者


「あ!これで生きていけるのかな?防御力が下がった・・・」

「頑張ってレベル上げようね」

ドリーが嬉しそうに笑っている


食料や必要な物を色々買い込んで翌朝早く出発すると森の向こう側に到着すると魔物が集まっている

「一晩でこんなに集まるのか・・・」

ジンが呟きながら魔物を見ている

「ジン結界を解くかな?」

「ジン様と呼びなさい!結界はこのままで良い、今のレベルで全部相手仕切れない」

「ジン様解りました」

ドリーはそう言って肩に乗るとジンは魔物を切り裂きながら突き進んでいく

「あれは?岩の所に数匹が争っている?」

「魔力の奪い合いだね」

「仕方ないから、強そうな奴と面倒な奴から倒すかな?潰し合いしている間に」

ジンは笑いながら言う

「卑怯だけど有効だよね、ジン様」

ジンは蛇を後ろから両断するとタイガーの後に回り込み剣を突き刺すと黒い霧になって消えるとバタフライも後ろから両断する

「卑怯!!」

「は?卑怯?戦術だ!マイナス1だぞ!」

「えーーーー嫌、ジン様!!!素晴らしい戦術です」

ドリーが焦りながら言うと残りの強そうな魔物を次々と倒していくと黒い霧に包まれていく

「ドリー取り敢えず結界を解いて雑魚を集めて倒すよ」

ドリーは結界を解くと魔物が一斉に向かってくる


「はあはあ・・・・やっと全部倒したか・・・・結構キツイ」

「私にもっと魔力供給していれば・・・」

「魔力供給されていたら何か出来たのか?」

「加護を与えられたのに!!」

「その加護は何の役にたつのかな?」

「えーと・・・・回復・・・」

ドリーは落ち込み始める

「ん?役にたつことが見つからないか?」

「戦闘に役にたてないです・・・・」

「今の所完全に戦力外だね」

ドリーは落ち込み涙を流している

「さっさと魔石を拾い集めるぞ」

ジンは魔石を拾い集め始めると一度森の結界内に移動する

「ジン様休憩する場所を作りますか?」

「どのぐらい魔力を使うかだな」

「ジン様の魔力で作れる範囲にしますので・・・」

「わかった作ってくれ」

ドリーは木に触れて魔力を使い木を成長させていく、木の中に空間を作り人が入れる様にする

「中々良い出来だね」

「よかったーーー」

ドリーは笑顔で浮遊していると木の中に入り少し休むことにする

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