第367話 アマビエさん、ガッツポーズ
「いよっしゃあああああ」
アマビエさんが雄叫びと共に、力強く拳を突き出す。クタベさんとアマビコさんが、冷め切った目でそれを見ていた。
「何十杯も飲んだら同じだからな」
「アマビコじゃあるまいし~ そんなに飲めるわけがない~」
「殺すううう」
「アマビコさん落ち着いて!」
軽快にラップ調で言われて、アマビコさんがいきり立った。僕はあわてて割って入る。
「黙れええええ」
「……ヨゲンノトリさんの顔を見てください。まだ何かありそうですよ?」
僕は小声でつぶやいた。
【薬局あるある】ビール好きは軽く何倍も飲むので、要注意。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます