第355話 アマビエさん、米を守る
「お米の扱いについて聞きたいんですけど」
「米を崇めよ」
「アマビエさん、ファイティングポーズをとらないで」
必死で稲穂を守ろうとするアマビエさんを、僕はなだめた。
「糖質制限の話だよね」
「そう! そうなんです」
事務の子は拳を握り締めた。
「人によって言うことが違うんですよ。お米はいっぱい食べてもいいとか、お茶碗半分以上は食べちゃダメとか! どっちなんですか!」
「どうどう」
「教えてください。ちゃんとご飯とカレーを食べるか、飯なしカレーにするかがかかってるんです」
【薬局あるある】日本人は炭水化物好きが多い。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます