　僕が事情を説明すると、アマビエさんはなんでもないようにうなずいた。

「この近所のかふぇーに用があった。色々回ってから来る」

「助かります」

　約束通り戻ってきたアマビエさんの口元には、がっつりチョコソースがこびりついていた。

「……アイスですか？」

「ぱふぇー」

　先日食べてからというもの、順調にハマっているようだ。

「ストレス解消ですか？　睡眠薬も出てますし」

「いや。罰を当てようと興奮したらかえって眠れなくなった」

「アクティブですね……」

【薬局あるある】不足に快く対応してくださる患者様方、いつもありがとうございます。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい