21日目 料理対決3

前回までは、料理対決が始まり、調理部・東城vs料理研究部・坂梨の対決。これには、坂梨の勝利、そして、続く2回戦は調理部・中里vs道久。これには、中里の勝利。現在、1対1だ。勝負はまだ、これからだ!


〈椿・要・スカイラー〉一星!頑張れ!


〈要〉一星!負けんなよ!


次の3回戦は、一星vs調理部・湊だ。


〈石沢〉さあ!次は一星vs湊!次はどちらが勝つのか!?見物だ!


と、いい、石沢はアラームを鳴らした。


と、その瞬間に二人は作り始めた。


湊を見ると、なにやらある物をとった。それは牛乳だった。


〈石沢〉あ!っと湊選手!牛乳を出した!


すると、15分たらずで、湊はホワイトストロガノフを牛乳を使い、本格的なストロガノフを作ってしまった!


次は一星だ。一星は、ご飯、ベーコン2枚、バター10グラム、めんつゆ、塩コショウ少々、パセリを使い、フライパンを中火で熱して、ベーコンを炒め、バターを加えた。そして、ご飯を加え、炒め、めんつゆ、塩コショウを加え、最期にパセリをかけた。

一星が作ったのは、バター炒めごはん!

なんと、一星は10分もしないうちに、完璧な方法で、簡単な炒めごはんをつくった。

さすが、料理店の息子だ。


そして、ついに実食。

三人は、二人の料理を食べた。

すると、三人とも、バター炒めごはんが一番美味しい!と、とろけるような顔をして食べていた。凄くパラパラで、炒め過ぎず、程よいごはんの固さ、そして、最期のパセリが利いている。上手い!これは、うまい!と一星のバター炒めごはんを三人は絶賛した。


勝ったのは、一星。


湊の料理も美味しかったが、一星には勝てなかった。完敗だった。


〈椿〉すげーな!やっぱり!


〈道久〉さすがですね、


〈徳井〉さすがね、料理店の息子だわ。あんな簡単なバター炒めごはんで人を魅力に惹き付けるなんて、恐ろしいわ


〈一星〉なんのなんの、今回は、運がよかっただけさ


〈一星〉それより、次は徳井先輩だな、勝ってくださいよ!


〈徳井〉安心して、勝つわ!


徳井は真剣な眼差しで、次の最終対決に挑んだ。

部員の背中と、道久の負け、そして、勝ちに近づくために勝った一星のためにも、自分も勝利をと。

そして、最期の対決。料理研究部部長・徳井vs調理部部長・出川の対決だ。


果たして最終決戦勝つのは?

そして、なぜ、調理部はこの対決を挑んだのか?

なにかが、あるようだ。


ー 21 料理対決3 ー おわり

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