Drama in a heart

山崎風樹

Drama 1. ドラマ SOMEDAY-少女の頃のようにー

主役女優小説 SOMEDAY-少女の頃のようにー


1時間ドラマ 10話とラスト

★ 野島伸司の箱のように、「山崎風樹」の原案に沿って、「企画・PRODUCE:山崎風樹」の箱で、視聴者などの投稿を取り入れて、ドラマを構成してゆく。


※ 主役女優の、言葉数の少ない演技に、重点を置き、主役女優のナレーションや、セリフを生かす感じがよいと思います。

     よければ、1992年の国際電話の001の明洞でのCMで演技した吉田弘樹と、主役女優の哲学的な静かな掛け合いが、あるとよい。


★ ドラマのコンセプト内容

主役女優のドラマ物語 SOMEDAY-少女の頃のようにー

第1話 ルソー:人間不平等起源論:社会契約論

第2話 ルソー:エミール

第3話 夏目漱石:草枕

第4話 有島武郎:小さき者へ

第5話 村上春樹:ノルエーの森

第6話 プラトン:イデア論:対話篇

第7話 デカルト:演繹法

第8話 フランシスベーコン:帰納法

第9話 ヘーゲル:弁証法

第10話 ニーチェ:神は死んだ・超人

ラスト ミヒャエルエンデ:果てしない物語


映画:ローリングさんと、「賢者の石」を、モチーフにする。


★ 1話ごとの枠ぐみ

最初:1分の語りとドラマ映像:ストップモーションをかける。

曲:「SOMEDAY」佐野元春がかかる。(最後、クラクションの音)

     ↓ドラマの展開


  ドラマの内容を展開する


最後:ドラマの映像とともに、曲:「SOMEDAY」がかかる。

曲が終わり、主役女優の語りと、主役女優の映像(主役女優が、語りにあわせて、ほぼ無言で、どのように約1分:演技するかが、みせどころ。最後の一言は、主役女優が考えて言う)

(クラクションの音で終わる→主役女優の英語を交えたひと言→「SOMEDAY」と、佐野元春の歌の声で、終わる)


※ この枠組みで、10話する


★ 全体(1話から10話とラスト)のストーリー

キャスト:主役女優の女優、広末涼子、南野陽子、Kara、福山雅治など

※ 主役女優は、ほとんど話をしない、言葉数の少ない女の子を描き、ジヨンや広末・福山の会話に、主役女優が、少ない言葉で、何を言葉にするかが、物語の焦点である。


・主役女優とジヨンは、婚活パーティーに、月に1度、一緒に通う。

  →パーティーで、出会った若い男性と、パーティー後も会い、若い人の仕事状況や、恋愛・結婚に関する価値観がわかるドラマにする。

   1話ごとに、違う若い俳優を出し、若い俳優にチャンスを与える。

(婚活イベント会社IBJの協力を申請する)

・主役女優とジヨンは、オープンマイクで、USBに打ち込みのオケを入れて、ライブをする。

※ 福山雅治(演技指導:吉田弘樹)と主役女優の哲学的な、テーマに沿った、静かな掛け合いを1話に1回はする。

・途中で、電子書籍を扱う広末涼子に会う。主役女優とジヨンは、自分たちの曲の歌詞を、電子・書籍にして、販売することにする。

・広末は、女性としての生き方を、主役女優やジヨンと話し合う。


打ち込みオケは、山崎風樹@吉田弘樹 WHITE HEARTSの『ねえ』『SEPTEMBER』

『Lady―幼心の君へー』を、貸し出せていただいても結構です。


第1話 ルソー:人間不平等起源論:社会契約論

最初:主役女優の1分の語りとドラマ映像

     映像:渋谷のクロスタワー近くの歩道橋の上で、昼に、立ち止まり、向こうを見つめる

     語り:映像を撮った後、映像を見ながら、主役女優の語り

      語り例「誰もが夢見る、この東京という町で、私は、何ができるだろうか?

          きっと、素敵なことが待ち構えているに違いない。

          I would like to have something to love and smile in this city. It is TOKYO.(私は、この街で、愛するべき何か、微笑むべきかにかを手にするんだ。。東京で。)「私は、この東京で生きていく。いや、生きてやるんだ。何かをつかむために。」(クラクションの音)

曲:「SOMEDAY」佐野元春がかかる。(クラクションの音)

          ↓ドラマ展開


  ・主役女優と韓国から来たジヨンが、オープンマイクで出会い、一緒に音楽活動するようになる。(音楽編曲打ち込みソフトの話をする)

  ・主役女優とジヨンが一緒に、婚活パーティーに行くようになる。男の子と、恋愛・結婚について話す。

  ・主役女優「私、東京へきたばかりで、どんな心持で、いたらいいのか、まだ、わからなくて」という、主役女優の疑問が、1話のテーマとなる。

    →ジヨンなどが、主役女優にアドバイスする。

          ↓

    主役女優は、芸能活動しながらできるパティシエの仕事を見つける。

           ↓

    ジヨンなどと、どう生きていくべきかについて、会話する。


   オープンマイクの店主の福山と主役女優の会話

     福山「フランス革命の理論的支柱を築いたルソーは、“少数意見の尊重のないところに、真の民主主義はない”と、言ったそうだ。少数意見の大切さを説いている。君は、あんまり、話をしないけど、自分の意見とか、言わないと、前に進めないよ」

     主役女優は、福山を見つめて、静かにうなずく。

      福山は、主役女優に微笑み、

     福山「ま、いいや。君は、君の思うように生きな」

      主役女優は、にっこり頷く。


   主役女優「私は、この街で、どういう心で生きていけばいいのか、まだ、わからない。けれど、ひとつわかっていることは、生まれたころに持っていた真っ白な心のまま生きていくんだ。それが、今の、私にとって、大切なことなんだ」


最後:ドラマの最後のほうで、映像とともに、曲:「SOMEDAY」がかかる。

曲が終わり、主役女優の語りと、主役女優の映像(主役女優が、語りにあわせて、ほぼ無言で、どのように約1分:演技するかが、みせどころ。最後の一言は、例を参考に、主役女優が考えて言う)(クラクションの音で終わる)

   主役女優の演技:カフェの窓際に座り、窓の外を見つめる。立ち上がり、カフェを出てくる。その時、ストップモーションがかかる。

     主役女優の語り:「何もかもが新鮮で、真っ白に感じるこの街で、私は、生まれたころのような真っ白い心で、生きていくんだ」ストップモーション。

            ↓

曲:「SOMEDAY」佐野元春がかかる。(最後、クラクションの音で終わる)



第2話 ルソー:エミール

最初:1分の語り主役女優の語りとドラマ映像

     映像:新宿のビル街を一人、主役女優が歩いている。

     ナレーション例「“人間は、いたるところで鎖につながれている。” そんな、ルソーの言葉が、私の心をさす。私も、何かに縛られている…。けれど、私に降り注ぐ、太陽の陽射しは、私の心を、解放してくれる」

               ↓

曲:「SOMEDAY」佐野元春がかかる。(クラクションの音)

     ↓ドラマ展開

・主役女優と韓国から来たジヨンが、オープンマイクで出会い、一緒に音楽活動するようになる。(音楽編曲打ち込みソフトの話をする)

  ・主役女優とジヨンが一緒に、婚活パーティーに行くようになる。男の子と、恋愛・結婚について話す。

       ↓

広末涼子が、ジヨンと主役女優と、会い、電子書籍を紹介する。

主役女優とジヨンは、自分たちの歌詞を、電子書籍に、載せてみようと考える。

       ↓

   広末・ジヨン・主役女優の女性としての生き方の会話。

        ↓

オープンマイクの福山と主役女優の会話

    福山「君は、2度目の誕生、むかえたか?」

    主役女優「2度目の誕生?」

    福山「ルソーの言葉で、“人間は2度生まれる。1度目は、存在するために、2度目は、生きるために”というのが、あるんだ。君にも、2度目の誕生が、おとづれることを、祈るよ。」

    主役女優「私…。2度目の誕生、迎えてるわよ。」と、主役女優は微笑む


最後:ドラマの最後のほうで、映像とともに、曲:「SOMEDAY」がかかる。

曲が終わり、主役女優の語りと、主役女優の映像(主役女優が、語りにあわせて、ほぼ無言で、どのように約1分:演技するかが、みせどころ。最後の一言は、例を参考に、主役女優が考えて言う)(クラクションの音で終わる)

  主役女優の映像:渋谷のクロスタワー近くの歩道橋の上で、日没頃、立ち止まり、ビルの向こうを見つめる

主役女優のナレーション「人間は2度生まれる。1度は、存在するために。2度目は、生きるために。私はどんなことがあっても、生きていくんだ。そして、この世界で。私は、何かをつかむんだ。絶対に。」

              ↓

曲:「SOMEDAY」佐野元春がかかる。(最後、クラクションの音で終わる)



第3話 夏目漱石:草枕

最初:1分の語り主役女優の語りとドラマ映像

     映像:スクランブル交差点を歩く主役女優

     語り:映像を撮った後、映像を見ながら、主役女優の語り

     主役女優のナレーション例「人ごみの中いっそ、旅にでも、出てしまえば、少しは、気もまぎれるのだろうか。少し、小旅行で、海を見に行きたい気分になった。

曲:「SOMEDAY」佐野元春がかかる。(クラクションの音)

     ↓ドラマ展開


・主役女優と韓国から来たジヨンが、オープンマイクで出会い、一緒に音楽活動するようになる。(音楽編曲打ち込みソフトの話をする)

  ・主役女優とジヨンが一緒に、婚活パーティーに行くようになる。男の子と、恋愛・結婚について話す。

          ↓

   広末・主役女優・ジヨンで、電子書籍の打ち合わせ。と、ガールズトーク

   ・夏目漱石の草枕や、夏目漱石の他の本など、それそれの知ってる内容で、話をする。              

           ↓

  広末「草枕って、日露戦争の頃の話で、書生が、山の旅館に行って、ものを書くお話なんだって。途中、書生は、生きずまるんだけど、最後に、素敵なものに出会うんだって」

  ジヨン「素敵なものって?」

  広末「内緒」と、広末は、にっこり顔で言う。

  主役女優「草枕かあ。昔読んだ覚えがあるような。最初、有名ですよね。なんか、難しくて。」

  広末「山路を登りながらこう考えた。智に働けば、角が立つ。情に棹させば、流される。ってところは、有名ね」

  ジヨン「最後に、素敵なものって、何に出会うんですか?」

  広末「部屋にやってくる、女中さんの笑顔よ」

  広末「素敵な笑顔が、悩みとかを、吹き飛ばしてくれる。何よりも、心を癒してくれる。そういう夏目漱石の、メッセージがあると思うの」

  主役女優・広末・ジヨンの3人の表情を撮る。。

         ↓

 主役女優「明日、ちょっと、海に行ってくる」

 ジヨン「どうして?」

 主役女優「ちょっと、海へ行ってみたくなって。草枕の海バージョンでも、書こうかなと思って」



最後:ドラマの最後のほうで、映像とともに、曲:「SOMEDAY」がかかる。

曲が終わり、主役女優の語りと、主役女優の映像(主役女優が、語りにあわせて、ほぼ無言で、どのように約1分:演技するかが、みせどころ。最後の一言は、例を参考に、主役女優が考えて言う)(クラクションの音で終わる)

主役女優の映像:海辺で、膝を抱えて、海を見つめる主役女優の映像

主役女優のナレーション「智にはたらけば、角が立つ。情に棹させば、流される。とかくに、人の世は、住みにくい。住みにくいからと言って、他に越す国はあるまい。あるのは、人でなしの国ばかり。だから、私は、この街で生きてゆく。ありったけの、笑顔で。」

I am on the way of a heart.(私は、心の道のなかばにいる)

               ↓

曲:「SOMEDAY」



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