応援

 私は何も持っていない人間だ

 だから応援をする

 その人の出世は

 心から嬉しい

 それだけの話である


 ところが世には

 人の足を引っ張るだけのものがいる

 応援しないのは自由だ

 無関心でいるのもアリだ

 しかし 何故嫌いなものを

 自ら見に行き

 面白くないと言い

 邪魔することに時間と体力を費やすのか

 それが分からないのである


 嫌なら見るな

 業界人としては確かに失言だが

 見る側としては何も間違っていない

 見なければいいのだ


 我々はお金を出して

 牛丼を食べる

 美味かったらまた頼むし

 不味かったらもう来ない

 それでいい


 厨房を覗いたりだとか

 味付けを変えた方がいいだとか

 この店は儲かっているのかとか

 そういうのは全部「余計なお世話」だ

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