連休、焦り

 私も連休に入ってしまうので、小説をまとめなければならないだろう。仕事も執筆もしていない自分を愛すことは出来ない。

 思えば小説を書いていた知り合いも、仕事が仕事がと言って、ついに書かなくなってしまっていた。私はそれを寂しいと思う反面、どこか蔑んだりもしていたが、この瞬間だけ切り取ってみれば何も変わりはしない。

 夢を見ない人生はつまらない。そう思っていた。だが夢を見続けるのも苦しいことが多い。いつも己の至らなさに打ちのめされてばかりだ。もっと上手く、もっと速く、もっと楽しくできたらと溜息が出る。

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