弐への応援コメント
万葉のおおらかで奔放な性。人間の根源的な強さを感じました。
郎女は弟が死んでも、みずから死を選ばない。それどころか、その死をも乗り越え自分の居場所をつくっていく。
まさに肉食系女子ですね(笑)
作者からの返信
澄田こころさん、ご高覧&コメントありがとうございます(人''▽`)
知っている歌といえば額田王のあかねさす~の歌とそれに対する大海人皇子の返歌だけなのに、万葉集っぽい感じを目指していたので、万葉のおおらかさを感じていただけてとてもとても嬉しいです!!!
郎女はとにかく「世界が滅んでもしぶとく生き残りそうな女」を目指しました。男目線で見れば恋しい人の後を追って死ぬ女や、嘆き悲しむあまり死んでしまうような女の方が可愛いんでしょうけれど。
これは余談ですが、都(奈良)から出羽(現在の秋田)までの、決して安くないだろう旅費(親子三人+御付きを何人か)はもちろん郎女の夫もちだったのですが、その旅の目的を考えると……うふふふふ、という感じですよね☆
慕っているはずの夫に、密通していた弟を弔うための費用を、少しの躊躇いもなく出させる。ここが郎女の可愛い所だと私は思っています。もしこの話をご高覧してくださった男性がいたら、「ふざけるな!」と言われそうですが(笑)
弐への応援コメント
うるわしく読みやすい文章に惹き込まれました~。テーマも好きです、つよい女性素敵……! 主人公の娘たちがどうなっていくのかも見てみたく思いました。
作者からの返信
えへへ~、かなしの草子という、古き良き和の香り漂う素敵な物語を紡がれたうめ屋さんからお褒めの言葉を頂けて、嬉しさで爆死しそうです!!! 頭が痛くなるぐらい雰囲気にこだわった甲斐がありました……(´;ω;`)ウッ…
郎女は「私が考えた最強の肉食系女子」で、結構な尻軽なのですが、頭は空っぽではない。どころか恐ろしく計算高い一面を秘めてもいます。その得体のしれない部分が、私が表現したかった女の恐ろしさなのですが、上手く伝わっているでしょうか。ドキドキしてします (//∇//)
奈良時代は娘の結婚相手選びに関しては母親の意思の影響が強かったみたいなので、郎女はとにかく娘の夫選びには拘り、そして口を挟みまくると思います。でも娘は本当の……に似て穏やかな娘に育ちそうなので、強すぎる母ともうまくやっていけるでしょう。その分、通ってくる娘の夫の方が苦労しそうですが(笑)