時間の流れ
その日から芽衣と大半の時間を一緒に過ごした。
内気だった未映と違い、積極的な芽衣。
クラスが違うのに授業後すぐに会いに来る。
未映が付き合った時と違い、周りの声は優しかった。
「お似合い」だとか、
「芽衣は性格良いから安心」
そういう声ばかりだった。
未映は相変わらず学校を休んでいる。
しかしそれも次第に気にならなくなり、未映の未練を忘れられそうだった。
仲はどんどん良くなり、キスもするようになった。
その流れで身体も交えた。
俺は芽衣を好きになっていった。
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