第15話 目覚めの朝。

「アレス、いつまで寝てるの!」


 ボクは窓を見つめていた。


「お袋、ボクは冒険に出かけるよ」


「いつか、こんな日が来るって思っていたわ」


『・・・・・・アレス、魔王を倒しに行くぞ』


「ああ! 行こう!」


 窓から差し込む太陽を背に、ボクは拳を握りしめた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る