無題
伊ノ守 静
2月14日
明日の朝 雨は雪へと変わるだろう
頬に触れて 雪はまた涙に変わる
こころ凍てつく 悲しみの果てにあっても
温もりがなかれば 涙は流れない
白い息 冬の夜空に消え去る
胸に抱いて 彼の温もりを感じる
こころほどける 愛のふれあいも
夏の夜空の下では 汗ばむばかり
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