序章 第1話 鳴り響く警報①への応援コメント
序盤だけ読んだんですが、それでもコロナ過の今に通じますし、んでもって現実になって欲しくないのもありますね…。
序章 第3話 滅亡の回避③への応援コメント
どうなのでしょうか。コロナからインスピレーションを受けて書き始められたのでしょうか。だとしたら、この速度で物語が紡げる速筆がただただ羨ましい。
しかし、私はこの序章より先に進む気になれなかった。
この物語の最初の難関は、どこまで〝違和感〟を飲み込ませるか。だと思います。
『全世界の為に日本が人柱』『世界各国から9000発の核ミサイルの雨』『国のトップが渋々受け入れた』ここに〝違和感〟が生じるのは〝当たり前〟です。
この違和感を『そういうもんなんだな』とすんなり受け入れて、この物語を読める奴は、きっとこの物語を本当の意味じゃ楽しんでいない。
では、目の前に現れたこの〝違和感〟を、どう読み手に飲み込ませるか。
まずもって、私は「ありえんだろ、それは」と思った。
しかしあくまでこれは創作物なのだから、この〝設定〟を受け入れる『準備』は出来ています。
受け入れられるだけの〝理由〟が用意されていれば、私は喜んでこの物語の世界に入り込む。
飲み込めるだけの〝調理〟がしてあれば、私は喜んでこの設定を飲み込む。
ですが、飲み込めるだけの〝調理〟がされていたかというと……。
いささかお粗末な〝理由〟に思えた。『ウイルスが過去に引き起こしたダメージ』だけでは、さすがに飲み込めなかった。
ほとんど未調理に近かった。とでも言いましょうか。食ったこともないワニ肉と、塩だけを目の前に出されたような感覚。
いや、これじゃ飲み込めんよ……。と。
理由不足。設定不足と言い換えてもいい。
もし設定は考えられているのならば、明らかな説明不足。
あるいは、日本――地球という舞台が足を引っ張っている。
日本は民主主義だ。国のトップの独断で人柱案が通る訳がない。核ミサイルを撃てば菌が死滅する根拠は? その後、放射能が与える悪影響の対応は?
あらゆる〝常識〟が、この物語の設定を邪魔しています。
現設定を貫きたいのであれば、地球ではない架空の星と国にするべきだと思う。
最初のハードルを乗り越えられていない。
〝率直〟に言わせていただくなら、そんな感じです。
作者からの返信
他の方の小説を読んで物語に引き込まれる感覚とはそう言ったものなのですね。
思いついた事を早く書きたいと先走っていましたが、もう少しじっくり考えて勉強したいと思います。
素人小説をお読み頂き、並びに貴重なご意見ありがとうございます。
序章 第1話 鳴り響く警報③への応援コメント
そんなヤバイもん落とされるって言われたら、そりゃ狂うわ…。