どうぞ笑って
女は馬鹿な生き物よ
好きな男を誘う為なら
何だってするの
骨身削って働いたり
必死に可愛く飾ったり
気丈に振る舞ったり
ね そうして 報われなくて
涙流すの
ひとり 薄暗い部屋で
何のために何を頑張ってたんだろう なんて
さっきまでの自分 嗤って
涙 涸らすの
愛して欲しくて
叶わないのは分かっていて
だけど 愛してしまって
女は馬鹿な生き物よ
独りでに踊る道化のよう
そうね 貴方は消費者かしら
キズモノじゃあ相手にもされないか
色とりどりの商品の中 私
選択肢にさえ入らないのよ
どうしたら振り向いてくれるかしら
どうかしてるのは承知済みよ
だけど どうしたって
愛してしまうのよ
気持ち捨てた今
涙涸れてもまだ 嗚咽止まらないの
馬鹿で結構 笑って頂戴
理由は何でも
貴方の笑顔は やっぱり最高よ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます