感想文100本ノック24.ゾンビvs初恋 【毎週月・木に更新】/山吹
タイトル ゾンビvs初恋 【毎週月・木に更新】(連載中・4万3千字)
作者 山吹
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894049332
評価 辛口
今回は、10話までの感想とさせていただきます。尚、山吹先生は「辛口」をご希望だという事ですので評価きつめでお送りしております。
あらすじ
城島ロメ、高校一年生。オフ会に参加するための復習として2日徹夜でイケメンハーレムアニメを見たのち、寝不足で出歩いていたところ、ダンプカーに轢かれ死亡。
そして、ゾンビになって復活を果たした。
『理想の彼氏と恋をする』ことが人間に戻ることの条件だという。
無事に人間に戻ることは出来るのか。オタク女子のラブバトルが開幕する!
感想
ダンプカーに轢かれて死亡。という異世界転生物ではよく見る設定である。
異世界転生するわけではなく、ゾンビに現世で転生するという話自体は決して悪くない。
しいて言えば、名前が特殊過ぎて、すっと物語が入ってこない。位だろうか。
登場人物下の名前大体カタカナだと、判断付きにくいというか。理解するのに少し時間がかかる。(洋物の登場人物一気にばーん、フルカタカナよりかはマシだが。)
あとは、部屋番号が分かるからと言って、あくまでも女子寮だろうに高校生ですらない男性がすっと入ってこれてしまうセキュリティ。どうなのだろうかと思う。
フィクションに難癖付けてもしかたないのだが。
ルームメイトに、悪魔召喚といってごまかすところ。いくらオタクだからと言って高校生にもなって頭緩すぎるんじゃないだろうか。中学二年生か。面白かったけど。うん、面白かった。オタクなんてそんなものか……。それも、空想ではなく実際に目の前にいたら。多少こじらせていたらそれで納得してしまうやもしれない。
ある意味で、オタクの特性をよく理解し、キャラクターに反映しているといえるのかもしれない。キャラ描写(主にルームメイトとの会話)は面白い。
なんといっても、魅力は、キャラの濃さというか、癖の強さだ。
理想の彼氏など、一筋縄では見つからないものだ。と思うのだが、しょっぱな告白されて主人公の思考が「鼓膜腐ってきた?」なのは笑うしかない。
10話までの感想にする予定だったが、次のイケメンに突入してしまった事もあり、11話まで読んだ。やばい。巻くん、主人公に対して失礼すぎる……
評価辛口でお届けする予定だったのだが、思いのほかコメディとしては仕上がっている。(私は、コメディに対して甘い)面白かった。
30分フルアニメとして、見たいというよりは、5分アニメのようにぎゅっと詰めた早口コメディものとして見たい。といった作品であった。絶対、早口。これ必須(笑)
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