贖罪
3月21日
私は罪を犯した。
午後の紅茶を午前に飲んでしまったのだ。
むしゃくしゃしてやった。
なんでもよかったんだ。
隠さなくてはいけないという現実とは裏腹に、気持ちは晴れ晴れしていた。
もうこの罪に対する罰は免れない。
私は死刑執行のときまで足掻くことを心に決めた。
冷蔵庫に手を入れ、プッチンプリンを手に取る。
皿に出さず、そのままスプーンで食べた。
手始めにこれだ。
そしてそのまま持って来たさけるチーズもさかずに食べる。
恐怖で味なんてわからない。
神にでもなった気分だった。
続いて1本満足バーを2本食べる。
警察が押し寄せてくるまで、あと数分。
今更になってどうしてこんなことを、と後悔する。
さらばだ皆さん。
決してこの悲しい連鎖を続けないでくれ。
私は今から旅立つよ。
ああ、でも許されるのであれば遺言に一言言わせてくれ。
更新サボってごめん。
今日はそんな一日。
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