第16話 rendez-vous~ランデヴー~
繋がる場所を探して
車を走らせた
深夜二時
サイドシートには
電池の切れた
古い携帯
海の見える駐車場で
着信が光ったわ
3回点滅
そして2回
あなたのサイン
見ていたのね
此処に着くのを
待っていてくれたのね
静かに
「もしもし・・・」
熱く
密かに・・・
禁じられたrendez-vous
海も月も
見ないふりをしていてくれるわ
Je t'aime tout le temps je veux te rencontrer
想いを
交わしましょう
夜明けまで
声を
交えましょう
あなたがたったひとつ
遺してくれた
この携帯で
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます