◇登場人物等紹介(Chapter004)2/3

 こちらは前ページの続きです。

 本ページ内の掲載順は、作中での登場順を基本としています。


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◇登場人物等紹介

 ※ステータスの単位は全て巴力パリキ

 ※()内数値はスキル・装備込

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■シジューサンワ=デ=バクシースル

 種族:人間  享年:16歳


 ▽スキル一覧(090話時点)

 SuperRare(★★★☆☆)

 ・【病気耐性:上級】     (蓄積値-50%)

 Normal(★☆☆☆☆)

 ・【対物特効:下級】     (加算量+5%)


 ▽概要

 ラビットフィールドの町の前領主の娘、現領主代理の妹です。現在は萬斎に憑いています。

 対物特効スキルの副次効果により、ゴースト系の魔物への変異が抑制され、ある程度の理性と明瞭な記憶を保ったまま、既に死後150日を亡霊として過ごしています。

 亡霊やゴースト系の魔物は生前の行動を繰り返す本能があるため、未だに萬斎を鉱山労働時代の囚人番号「329番」と呼び、それについて自ら疑問を覚えることもありません。

 043話で爆死しました。


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■プレタ=ポルタ

 種族:ヤングゴースト  享年:20歳


 ▽概要

 生前はラビットフィールドの町の衛兵で、亡霊として萬斎に憑いていましたが、未練を解消されることで通常の輪廻転生ルートに戻りました。浄化コストが不要となるため、次回転生時にその一部がボーナスとして付与されます。

 対霊特効スキル保有者の周辺で死んだ者が亡霊になる事例は数多くありますが、穏便に昇天できる割合は全体の1%にも満たず、ゴースト化する前に討伐されることが一般的です。特にヤングゴースト化してからの場合は創世以来4件目となります。

 026話で爆死し、065話で昇天しました。


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■モブ聖職者

 種族:主に人間  年齢:子供~青年


 ▽概要

 ハネシタ大聖堂の職員です。

 貴族や平民から出家した者、在家のまま聖職者となった者、大聖堂でポップしてそのまま聖職者となった者がそれぞれ存在します。

 多くはある程度の年齢になると王国内各地の教会へ異動し、その管理者となります。


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■デシガ=ウラギール

 種族:人間  享年:38歳

 ▽ステータス(090話時点)

 体 力:2.6   魔法力:18.0

 攻撃力:3.5   防御力:2.2

 敏捷性:2.0   器用度:2.8

 精神力:11.9  幸運値:1.0


 ▽スキル一覧(090話時点)

 EpicRare(★★★★☆)

 ・【対霊特効:超級】     (加算値+100%)


 ▽装備一覧(090話時点)

 右手/

 左手/

 頭部/眼鏡:奸臣の銀縁眼鏡 (【好感度上昇:超級】)

 胴体/

 腕部/

 脚部/

 装飾/


 ▽概要

 ウラギール侯爵家出身で、現在はカタロース王国の担当大司教としてハネシタ大聖堂で暮らしています。出家の際に継承権は完全に放棄し、名も改めたため、ミドルネームはありません。

 幼少期から正直で慈愛に満ちた心根を持っていましたが、笑顔が妙に胡散臭いことを家族に心配され、祖父の形見の眼鏡を与えられました。人が他者に抱く好感度の変動幅は「現在対象に抱いている好感度」により変動するものなので、場合によっては際限なく上昇するため、初対面でデシガに助けられた萬斎からの好感度は際限なく上昇しています。

 萬斎が自身の名前を名乗らないことについては、何か事情かあるのかなと考えていました。


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■セナ=カカラウツ

 種族:人間  享年:16歳

 ▽ステータス(089話時点)

 体 力:2.2  魔法力:4.4

 攻撃力:1.8  防御力:1.6

 敏捷性:2.0  器用度:3.8

 精神力:1.0  幸運値:1.0


 ▽スキル一覧(089話時点)

 Rare(★★☆☆☆)

 ・【感知抵抗:中級】     (成功率-20%)


 ▽概要

 カカラウツ子爵家出身で、ハネシタ大聖堂で聖職者として修行しつつ、王立高等学院に通っていました。出家の際に継承権は完全に放棄し、名も改めたため、ミドルネームはありません。

 幼い頃にデシガ=ウラギールの教えに感銘を受け、自らも聖職者の道を志して弟子となりましたが、カタロース貴族的な差別意識と競争意識を抱えたまま成長しました。しかし、亡霊になることで深層意識に「生者は皆平等に憎い」という考えが刻まれ、平民や競争相手にも平等に接することができるようになりました。

 萬斎が自身の名前を名乗らないことについては、無礼な奴だなと考えていました。

 081話で爆死し、089話で昇天しました。


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■ドーロ=コージー

 種族:人間  年齢:0歳


 ▽概要

 萬斎達がハネシタ大聖堂を訪れた日にポップした人間の男性です。

 肉体年齢は9歳程度です。ポップ時にスキルを所持していなかったため、ハネシタ大聖堂で聖職者見習いとして引き取られました。

 普段はデシガ=ウラギールの補佐役として雑用(書類整理、お茶出し等)を担当していますが、将来的には彼の弟子になれればと考えています。


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■ポット=デ=カマセーヌ

 種族:人間  享年:16歳

 ▽ステータス(091話時点)

 体 力:4.2  魔法力:5.0

 攻撃力:5.3  防御力:2.2

 敏捷性:1.8  器用度:2.0

 精神力:6.4  幸運値:1.0


 ▽スキル一覧(091話時点)

 SuperRare(★★★☆☆)

 ・【睡眠付与:上級】     (蓄積値+50%)


 ▽装備一覧(091話時点)

 右手/斧:鋼鉄の巨戦斧+42 (【攻撃力上昇:上昇率43%】)

 左手/

 頭部/

 胴体/

 腕部/腕輪:フロートリング (【浮遊】)

 脚部/

 装飾/


 ▽概要

 カマセーヌ伯爵家の嫡男で、王立高等学院1年X組の生徒でした。

 いつも持ち歩いていた【斧:鋼鉄の巨戦斧+42】は柄が背丈ほど、刃は0.88メートル四方の物が両側に付いた、巨大な両刃斧。先祖が同一規格の戦斧を500挺生産し、全裸の奴隷に持たせた上で皆殺しにして、取得したドロップアイテムを1つに合成した、カマセーヌ伯爵家の家宝です。

 持ち主が死んだ際に譲渡・窃盗等が行われなかったため、死体と共に喪失しました。

 萬斎が自身の名前を名乗らないことについては、当時気付いていませんでした。


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■モブ教員・モブ職員

 種族:主に人間  年齢:青年~老人


 ▽概要

 王立高等学院の教員、研究職員および一般職員です。

 学院はカタロース王国内で最も権威ある教育機関、かつ研究機関とされており、王国内で最も優れた頭脳が集まっています。

 そのため、学外にはあまり優れた頭脳が残っていません。


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■モブ生徒

 種族:人間7割、亜人3割程度  年齢:16~19歳


 ▽概要

 王立高等学院の生徒です。

 学院には最低限の能力を持つ貴族と、優秀な能力を持つ平民が入学可能です。

 カタロース王国は人間国家のため、大半の生徒は人間ですが、平均的なステータスは亜人の方が高い場合が多いため、一般的な王国内の学校に比べて亜人の割合が遥かに高くなっています。


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■モブ御付

 種族:主に人間  年齢:16~26歳


 ▽概要

 王立高等学院に通う貴族生徒の従者です。

 貴族でも従者を連れていない者、複数の従者を連れている者等がおり、特に多く連れていれば偉いという訳でもありません。


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■ダイ吉=バナナ

 種族:インテリヒツジ  享年:16歳

 ▽ステータス(090話時点)

 体 力:8.0  魔法力:16.0

 攻撃力:7.8  防御力:9.0

 敏捷性:3.8  器用度:1.0

 精神力:3.2  幸運値:1.0


 ▽概要

 王立高等学院1年X組の元生徒で、現在は萬斎に憑いています。

 視力は悪くありませんが、インテリヒツジは異種族の中で暮らす際、周囲が個体識別しやすいようにアクセサリを付ける習慣があり、ダイ吉の場合は伊達眼鏡を掛けています。

 ラム美=バカルディとは同郷で、彼女が留学する際に護衛とサポートの目的で同行しました。

 萬斎が自身の名前を名乗らないことについては、そういう種族なのかなと考えています。

 090話で爆死しました。


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■ラム美=バカルディ

 種族:インテリヒツジ  年齢:

 ▽ステータス(090話時点)

 体 力:7.0  魔法力:24.0

 攻撃力:7.6  防御力:8.4

 敏捷性:3.5  器用度:1.0

 精神力:4.2  幸運値:1.0


 ▽概要

 王立高等学院1年X組の元生徒です。

 インテリヒツジは人間やエルフ等が好む属性魔法とは異なる魔法系統、念動力を主に操り、教科書やペン等は念動力で扱うことができます。

 ラム美は異種族の魔法を学ぶために留学していましたが、3年の在学予定があった所、1ヶ月程度で全てマスターしてしまいました。

 萬斎が自身の名前を名乗らないことについては、名前が無い人もいるのかなと考えていました。

 090話で爆死しました。


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■モリノ=タッタリ

 種族:角エルフ  年齢:16歳

 ▽ステータス(090話時点)

 体 力:2.6  魔法力:10.4

 攻撃力:2.6  防御力:1.4

 敏捷性:2.9  器用度:6.8

 精神力:3.4  幸運値:1.0


 ▽スキル一覧(090話時点)

 Normal(★☆☆☆☆)

 ▼状態異常付与スキル

 ・【暗闇付与:下級】     (蓄積値+5%)


 ▽装備一覧(090話時点)

 右手/鈴杖:玲瓏の鈴(【高速詠唱:超級】)

 左手/

 頭部/髪留:癒しの簪(【回復速度上昇:超級】)

 胴体/

 腕部/手甲:闇龍の手甲(【暗闇付与:超級】/吸光)

 脚部/

 装飾/


 ▽概要

 王立高等学院1年X組の元生徒で、現在はカタロース王国軍に徴兵されています。

 角の無い異種族を見下し、特に人間を毛嫌いしていますが、これは角エルフ全体の風潮等ではなく、モリノ個人の思想信条によるものです。それを矯正するため、人間国家の王立高等学院に留学させられました。

 カタロース王国の軍人として働く義理はありませんが、契約を破ることは角エルフの宗教的に大罪となるため、現在は嫌々ながらも軍人教育を受けています。

 ダイ吉、ラム美と共にガチャを回すことになった際、ダンジョン踏破で得た装備品は一旦外し、生き残った人が形見として持っていく約束をしたため、現在は全て彼女の所有物となっています。

 萬斎が自身の名前を名乗らないことについては、異世界人の友人は他にいないので問題ないと考えています。


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