勝手にKACエクストラ🐻 あなたのお題で物語を紡ぐぴょん🐰

８ 【期間限定・無修正版】レイティング性描写有り Ｒ15の限界ギリギリ際どい⚠ 女性及びエロース苦手な方はご遠慮下さい★

『マジカル♡くノ一（いち）❄魔女（まじょ）っ子（こ）☆ゆきちゃん。くノ一（いち）なのに男子校（だんしこう）に潜入（せんにゅう）？　まんぐり返（がえ）しに拡散（かくさん）する子種汁（こだねじる）(精子（せいし）・精液（せいえき）のことを、そう表現（ひょうげん）するらしい)』

１　超（ちょう）ダッシュで着替（きが）えて制服（せいふく）を身（み）につける予定（よてい）が★

　やっとこさ授業（じゅぎょう）が終（お）わった。超（ちょう）ダッシュで着替（きが）えて制服（せいふく）を身（み）につける予定（よてい）が、さすがは忍者（にんじゃ）養成（ようせい）学校（がっこう）だけのことはある。みんな速（はや）くて出遅（でおく）れた。だから逆（ぎゃく）にみんなが着替（きが）えて出（で）ていくのを見計（みはか）らって更衣室（こういしつ）に入（はい）ることにした。

　ある程度（ていど）の時間（じかん）をおいて更衣室（こういしつ）に入（はい）ると……。

　まず目（め）に飛（と）び込（こ）んできたのが、室内（しつない）の中央部分（ちゅうおうぶぶん）のすのこの上（うえ）に、体操（たいそう）やなんかで使（つか）うマットが敷（し）かれていた。

　ふと気（き）が付（つ）くと、目（め）の前（まえ）に男子（だんし）生徒（せいと）が立（た）っていた。海（かい）パン姿（すがた）のままだけれど、それにしても、いつの間（ま）に。

「俺（おれ）は学級（がっきゅう）委員長（いいんちょう）の北路魔三郎（きたじ まさぶろう）。よろしくな、今場達男（いまじょう たつお）くん！」

　彼（かれ）はそう言（い）って右手（みぎて）を差（さ）しだしてきた。仕方（しかた）なく、右手（みぎて）に持（も）っていた水泳帽（すいえいぼう）を左手（ひだりて）に持（も）ち替（か）え、

「よ、よろしくです」

と、右手（みぎて）を差（さ）しだし握手（あくしゅ）を交（か）わす。

「ところで今場（いまじょう）くん、キミ、女（おんな）の子（こ）だよね？」

「ち、違（ちが）っ……」

　気（き）が付（つ）くと私（わたし）の身体（からだ）が宙（ちゅう）を舞（ま）っていた。すのこの上（うえ）に敷（し）かれたマット上（じょう）に叩（たた）きつけられる。そしてそのまま、首（くび）を下（した）に、お尻（しり）の側（がわ）を上（うえ）にした状態（じょうたい）で体勢（たいせい）を固定（こてい）される。

　いわゆる、『まんぐり返（がえ）し』と言（い）われる格好（かっこう）だ。首（くび）に体重（たいじゅう）が掛（か）かって痛（いた）いわ、苦（くる）しいわ、恥（は）ずかしいわで。

「キミが女（おんな）の子（こ）でないかどうか確認（かくにん）させてもらうよ？」

　いつの間（ま）に、更衣室（こういしつ）の中（なか）には多（おお）くの男子（だんし）の姿（すがた）、そして……★

「丹忍田（たんにんだ）先生（せんせい）、確認（かくにん）をお願（ねが）いします」

「うむ」

「え、ま、やっ！(えっ、待（ま）って、やめてください！　のつもり)」

「静（しず）かにしたまえ！」

　口（くち）の中（なか）に捻（ねじ）った海（かい）パンが突（つ）っ込（こ）まれる。

　私（わたし）の前（まえ）に両膝（りょうひざ）をついた担任（たんにん）の先生（せんせい）が、腰（こし）の両（りょう）サイドから水着（みずぎ）を摑（つか）んで引（ひ）き降（お）ろした。必死（ひっし）に両足（りょうあし）を閉（と）じようとするけれども、先生（せんせい）や委員長（いいんちょう）が押（お）さえてそれを阻止（そし）されてしまう。私（わたし）は一糸纏（いっしまと）わぬ姿（すがた）でまんぐり返（がえ）しという羞恥（しゅうち）に晒（さら）されることとなってしまった。

２　もう、お嫁（よめ）にいけません

「今場（いまじょう）くんのお○んちんが見当（みあ）たらないのだが。確認（かくにん）させてもらうよ」

　全裸（ぜんら）まんぐり返（がえ）しの状態（じょうたい）で開（ひら）かされ、股間（こかん）を身体検査（しんたいけんさ）される。

「先生（せんせい）、これが今場（いまじょう）くんのペニスでしょうか？」

「いや、これは男子（だんし）の性器（せいき）ではない。どう見（み）ても女性器（じょせいき）だな。クリトリスといわれる男子（だんし）のペニスに相当（そうとう）する器官（きかん）だ。ここの部分（ぶぶん）が大陰唇（だいいんしん）、その内側（うちがわ）の申（もう）し訳（わけ）程度（ていど）の花（はな）びら状（じょう）の部分（ぶぶん）が小陰唇（しょういんしん）だ。ほうっ、これは見事（みごと）な処女膜（しょじょまく）だな。実物（じつぶつ）を見（み）る機会（きかい）はあまりないであろうから、みんな良（よ）く観察（かんさつ）しておけ」

「はいっ！」

３　やっと、まんぐり状態（じょうたい）から開放（かいほう）

　生徒（せいと）たちが入（い）れ替（か）わり、立（た）ち代（か）わり、私（わたし）のあそこを覗（のぞ）き込（こ）んでいく。キツい体勢（たいせい）で辛（つら）いんだけれど、みんな真剣（しんけん）な表情（ひょうじょう）で目（め）を皿（さら）のようにして見（み）つめているのを不思議（ふしぎ）に思（おも）った。

　そういえば、将棋（しょうぎ）の米長邦雄（よねなが くにお）永世棋聖（えいせいきせい）が言（い）ったという、ある言葉（ことば）を思（おも）い出（だ）した。

　調子（ちょうし）の出（で）ない若手棋士（わかてきし）だか、奨励会員（しょうれいかいいん）だかに、『最近（さいきん）の君（きみ）の目（め）は死（し）んでいる。将棋盤（しょうぎばん）を見（み）る目（め）が風景（ふうけい）を見（み）る目（め）と同（おな）じなんだ。将棋（しょうぎ）の棋士（きし）というのは、それではいかん。将棋盤（しょうぎばん）を見（み）る目（め）は、おまんこを見（み）る目（め）と同（おな）じでないといかん。おまんこを見（み）るときは真剣（しんけん）に、目（め）を皿（さら）のようにして見（み）るだろう？　それと同（おな）じぐらいの情熱（じょうねつ）で将棋盤（しょうぎばん）を見（み）ないとダメだ！』

といった趣旨（しゅし）のことを言（い）っていたのだ。

　私（わたし）がそれを知（し）ったのは、将棋（しょうぎ）の棋士（きし）の名言（めいげん）などを紹介（しょうかい）する本（ほん）だったのだけれど、『おまんこ』という言葉（ことば）がはっきり印刷（いんさつ）されているのを見（み）て驚（おどろ）いたものだ。『お○んこ』のように、伏（ふ）せ字（じ）にしなくて良（い）いの？　と。

　そうか、この生徒（せいと）たちの目（め）で将棋盤（しょうぎばん）を見（み）るようにしないとダメなんだね。私（わたし）も頑張（がんば）って将棋（しょうぎ）の勉強（べんきょう）に打（う）ち込（こ）まないと、って！

　違（ちが）〜うっ！　今（いま）、それどころじゃな〜い！

　なんとかしないと。

　……と思（おも）ってたら、全員（ぜんいん）がひと通（とお）り見（み）て終（お）わったからか、まんぐり返（がえ）しの体勢（たいせい）から開放（かいほう）された。あ〜、キツかった〜★　首（くび）の骨（ほね）折（お）れたらどうすんの？　そんなにやわじゃないけれどさ。

４　生（い）きながらにして獣（けもの）たちに、およそ250回（かい）も食（く）われ続（つづ）けてきた胆力（たんりょく）を見（み）よ！(でも涙目（なみだめ）)

　今度（こんど）は、あの『Ｍ字開脚（じかいきゃく）』っていうの？　後（うし）ろから、膝下（ひざした）に手（て）を入（い）れられ抱（だ）き抱（かか）えられて、顔（かお）もちっぱいもあそこもいっぺんに晒（さら）される。これはこれで別（べつ）の種類（しゅるい）の恥（は）ずかしさがある。

　目（め）の前（まえ）の生徒（せいと）たちは、みんな、あのぅ、そのぅ、水着（みずぎ）の上（うえ）からでも、おちん○んが勃起（ぼっき）してるのが見（み）て取（と）れる。

　なんか、ばっちり見（み）られてるんだけれども、こっちもばっちり見（み）ちゃっているから、プラスマイナスゼロかな、なんて思（おも）っちゃった。

　屈辱的（くつじょくてき）ではあるけれども、羞恥心（しゅうちしん）で死（し）にそうではあるけれども、涙目（なみだめ）で、涙（なみだ）ちょっと溢（こぼ）れちゃっているけれども、それでも心（こころ）は折（お）れていなかった。

　見（み）よ！　これが絶望（ぜつぼう）のどん底（ぞこ）で、およそ250回（かい）ほども獣（けもの）たちに食（く）われ続（つづ）けてきた乙女（おとめ）の胆力（たんりょく）よ！

　あっ！　『見（み）よ！』って、私（わたし）の肢体（したい）じゃなくて、殺（ころ）されてもないから死体（したい）でもなくて、私（わたし）の心意気（こころいき）を見（み）よ！　ってことよ！

　手（て）が自由（じゆう）だったので、口（くち）に突（つ）っ込（こ）まれていた海（かい）パンを引（ひ）き抜（ぬ）いて、

「私（わたし）をどうする気（き）？」

と訊（たず）ねた。どうしようもない状況（じょうきょう）は受（う）け入（い）れるタイプだし、泣（な）き叫（さけ）んだりとか、『やめて、助（たす）けて』なんて、懇願（こんがん）するのも、私（わたし）らしくないと思（おも）ったのだ。

　担任教諭（たんにんきょうゆ）の丹忍田妖（たんにんだ よう）先生（せんせい）が答（こた）える。

「なかなか気丈（きじょう）だな。別（べつ）に殺（ころ）しはしない。ただ、女子（じょし）であるキミが何故（なぜ）、この学校（がっこう）に編入（へんにゅう）してきたのかは聞（き）かせてもらわなければならない。忍者（にんじゃ）を養成（ようせい）する本校（ほんこう）が女（おんな）スパイの侵入（しんにゅう）を許（ゆる）すなど、褒（ほ）められた事態（じたい）ではないからね。カリキュラムにはないのだが、敵（てき）の手（て）に落（お）ちたくノ一（いち）が、どのような責（せ）めを受（う）けるのかを生徒（せいと）たちに見（み）せようとも思（おも）ってね。せっかくなので羞恥責（しゅうちぜ）めにした。もしお望（のぞ）みなら拷問（ごうもん）に切（き）り替（か）えても良（よ）いのだけれどね」

「あ、羞恥責（しゅうちぜ）めでお願（ねが）いします……って、そうじゃなくてっ！　お願（ねが）いです。許（ゆる）して下（くだ）さい。忍者（にんじゃ）になりたかったんです。どうしても忍者（にんじゃ）になりたかった、それだけなんですぅ(うるうる)」

「忍者（にんじゃ）になりたかったのなら、本校（ほんこう）の隣（となり）にある『詠歌（よむか）くノ一（いち）養成（ようせい）学校（がっこう）』に編入（へんにゅう）すれば良（よ）かったであろう？　だから、それはウソだな」

　えっ？　隣（となり）にそんな学校（がっこう）が？　初耳（はつみみ）だよお👂　ううう。上手（うま）い言（い）い訳（わけ）が思（おも）いつかないいぃぃ。

「素直（すなお）に話（はな）せば、不必要（ふひつよう）に恥（は）ずかしめたり辱（はずかし）めたりはしない。むしろ、黙（だま）っていれば、それだけ重要（じゅうよう）な使命（しめい）を受（う）けて、潜入（せんにゅう）していると考（かんが）えざるを得（え）ない。話（はな）してはどうかな？　素直（すなお）に話（はな）してくれれば悪（わる）いようにはしないよ？」

　ううぅっ。どおしよお？　私（わたし）が話（はな）したらどうなるんだろう？　私（わたし）が正直（しょうじき）に話（はな）せば、お母（かあ）さんや、公益（こうえき）社団（しゃだん）法人（ほうじん）日本（にほん）魔女（まじょ）連盟（れんめい）に迷惑（めいわく）が掛（か）かるんじゃないかな？　最悪（さいあく）戦争（せんそう）も起（お）こりかねない。魔女（まじょ）連盟（れんめい）と座理牙（ざりが）忍者（にんじゃ）養成（ようせい）学校（がっこう）とは、どちらが強（つよ）いんだろう？　ひょっとしたら、お母（かあ）さんが暗殺（あんさつ）とかされて、人食（ひとく）いザリガニの餌（えさ）にされちゃうかも？　お母（かあ）さんのお腹（なか）の中（なか）には妹（いもうと）もいることだし、絶対（ぜったい）喋（しゃべ）っちゃだめだ！

「ホントに知（し）らないんですぅ。許（ゆる）して下（くだ）さ〜い(うるうる)」

「知（し）らない？　さっきは忍者（にんじゃ）になりたかったと言（い）って、今度（こんど）は知（し）らない？　知（し）らないと言（い）い張（は）ろうとしてるということは何（なに）か知（し）っているのではないかね？」

　ギクッ！　口（くち）を開（ひら）けば論破（ろんぱ）されそう！　黙秘（もくひ）だ、黙秘（もくひ）！　黙秘権（もくひけん）を行使（こうし）します。

５　拡散（かくさん）する精子（せいし）(直球（ちょっきゅう）)、拡散（かくさん）する子種汁（こだねじる）(変化球（へんかきゅう）？)

　少（すこ）しの間（ま）をおいて、丹忍田（たんにんだ）先生（せんせい）が口（くち）を開（ひら）く。

「わかった。キミにもチャンスを与（あた）えよう。学級（がっきゅう）委員長（いいんちょう）の北路（きたじ）と、ある勝負（しょうぶ）をして、勝（か）てたらキミを無罪放免（むざいほうめん）としよう☆　但（ただ）し、キミが負（ま）ければキミの知（し）っていることを全（すべ）て話（はな）すか、疑（うたが）いが完全（かんぜん）に晴（は）れるまで、キミはこの学校（がっこう）に拘束（こうそく）される。自白（じはく）を得（え）るための様々（さまざま）な性拷問（せいごうもん）を受（う）けてもらうよ？」

　勝負（しょうぶ）って、どんな内容（ないよう）なんだろう。でも今（いま）の一糸纏（いっしまと）わぬ姿（すがた）で、ちっちゃな子（こ）におしっこさせるみたいな抱（かか）えられポーズよりはましだろう。

「何（なん）の勝負（しょうぶ）ですか？」

「イカせ勝負（しょうぶ）……。すなわち、相手（あいて）を性的（せいてき）絶頂（ぜっちょう）させた方（ほう）が勝（か）ちという勝負（しょうぶ）だ。ただ、そのままではキミに勝（か）ち目（め）はない。そこで、キミが自分（じぶん）の口（くち）で『イキました』と認（みと）めないうちは、北路（きたじ）の勝（か）ちにはならないとしよう。一方（いっぽう）で、北路（きたじ）は射精（しゃせい）したら負（ま）けだ。誤魔化（ごまか）しようがない。キミがどれほど危険（きけん）なスパイであったとしても、無罪放免（むざいほうめん）としよう。良（よ）いかね？」

「わかりました。それでお願（ねが）いします」

「キミが負（ま）けたら、そのペナルティとして、『拡散（かくさん）する精子（せいし）、拡散（かくさん）する子種汁（こだねじる）』という罰（ばつ）を受（う）けてもらうよ」

　そのペナルティ、顔射（がんしゃ）ぶっかけ的（てき）なヤツを連想（れんそう）しちゃうんですけれどぉ？　まあ、私（わたし）が『イキました』って言（い）わなきゃ、絶対（ぜったい）負（ま）けないんだし。私（わたし）にくれたハンディが大（おお）きすぎる。やった♪　まんぐり返（がえ）しで大（だい）ピンチも、どんでん返（がえ）しの大逆転（だいぎゃくてん）だよ☆

　なんて考（かんが）えていたら身体（からだ）を降（お）ろされた。

　自由（じゆう）になったは良（い）いけれど、北路（きたじ）くんをイカセなきゃならない。そおゆう経験（けいけん）は、両手（りょうて）で数（かぞ）えられるくらいしかないんだけれど。

　でも、私（わたし）は知（し）っている。男子（だんし）高校生（こうこうせい）の○ちんちんなんて、握（にぎ）って上下（じょうげ）に扱（しご）いたら、ものの１分（いっぷん）足（た）らずで射精（しゃせい）しちゃうってことを。高校生（こうこうせい）時代（じだい）のお兄（にい）ちゃんを素手（すで）で１回（いっかい）、ＴＥＮＵＧＡ（　テ　　ヌ　　ガ　）を使（つか）って１回（いっかい）イカせたことがあるんだ♪

　あのときの羞恥（しゅうち）に染（そ）まったお兄（にい）ちゃんの表情（ひょうじょう）。時折（ときおり）おかずにしているのは、ないしょね♡

　って、それどころじゃない！

　背後（はいご）に周（まわ）り込（こ）んで、後（うし）ろから摑（つか）んでしこしこしたら、私（わたし）の完全（かんぜん）勝利（しょうり）だ。

　こう見（み）えても、打撃系（だげきけい）の武闘派（ぶとうは）魔女（まじょ）っ子（こ）だからね。知力（ちりょく）に問題（もんだい）があって、魔法（まほう）はあんまり得意（とくい）じゃないけれど(えっ？)、超接近戦（クロスレンジ）なら、そこいらの男（おとこ）の子（こ）じゃ勝負（しょうぶ）にならないよ♪

「準備（じゅんび）は良（よ）いかな？　では始（はじ）めてもらおう」

　丹忍田（たんにんだ）先生（せんせい）の合図（あいず）で勝負（しょうぶ）開始（かいし）。

　早速（さっそく）前（まえ）に出（で）て、組（く）みに行（い）くと見（み）せ掛（か）けてバックステップ。勢（いきお）い余（あま）って突（つ）っ込（こ）んでくる北路（きたじ）くんの右（みぎ）に周（まわ）りこんで背後（はいご）を、おおぅっ！？

　私（わたし）の身体（からだ）が再（ふたた）び宙（ちゅう）を舞（ま）った。合気道（あいきどう）？

　仰向（あおむ）けに倒（たお）れたところ、顔（かお）に北路（きたじ）くんのち、ち○ちんが、ギャーッ！

　そして北路（きたじ）くんは、私（わたし）のお股（また）に顔（かお）を……。知（し）ってる。これ69（シックスナイン）というヤツだ。つまりお互（たが）いオーラルセックスで気持（きも）ち良（よ）くなろうね、って体位（たいい）。未経験（みけいけん）の体位（たいい）キター！　でも口（くち）でなんて嫌（いや）だから、ちん○んを右手（みぎて）で握（にぎ）って、しこしこシコシコ。１分（いっぷん）ほどでイッてくれるはずだよ。

　――――――

　――――

　――

６　予想（よそう）的中（てきちゅう）。顔（かお）だけじゃなくて全身（ぜんしん）に白化粧（しろげしょう）

　おかしい。もう、１分（いっぷん）と言（い）わず経過（けいか）したはず。なんで〜っ！

　ピコーン💡　わかった。お兄（にい）ちゃんは、噂（うわさ）の早漏（そうろう）だったんだ。良（よ）く考（かんが）えたら、イカせ勝負（しょうぶ）に出（で）てくる相手（あいて）が、そんなすぐにイクはずないのに、百戦錬磨（ひゃくせんれんま）の経験者（けいけんしゃ）ぶったから★　って、ヤバい。超気持（ちょうきも）ち良（い）い……♡

　生前（せいぜん）は一度（いちど）もイッたことなくて。相手（あいて）が下手（へた）くそでさぁ。男（おとこ）なんて、そんなもんだと思（おも）ってた。生（う）まれて初（はじ）めての絶頂（ぜっちょう）の予感（よかん）に身（み）も心（こころ）も委（ゆだ）ねてしまいたい。

　でも、今（いま）は勝負（しょうぶ）の真（ま）っ只中（ただなか）。絶対（ぜったい）負（ま）けられないんだ。おちんち○を口（くち）に……。

　とはいえ、劣勢（れっせい）は火（ひ）を見（み）るより明（あき）らかだった。

　北路（きたじ）くんの舌（した）と指（ゆび）が絶妙（ぜつみょう）に快感（かいかん）ポイントを探（さぐ）り当（あ）てる。

抗（あらが）えない私（わたし）の反応（はんのう）に呼応（こおう）して、気持（きも）ち良（い）いポイントを丹念（たんねん）に掘（ほ）り起（お）こしていく。自分（じぶん）でしてるときだったら怖（こわ）くてやめちゃうようなレベルの快楽（かいらく）を、執拗（しつよう）に執拗（しつよう）に浮（う）かび上（あ）がらせてくる。

　私（わたし）なんて、『取（と）り敢（あ）えず口（くち）に含（ふく）んでみました』状態（じょうたい）だから、どうすれば気持（きも）ち良（よ）くさせられるのかなんて、ちっともわかりません。こんなことなら、お兄（にい）ちゃんが隠（かく）し持（も）ってた『彼女（かのじょ）・妻（つま）に読（よ）ませたい　正（ただ）しいフェラチオの仕方（しかた）48』って本（ほん）を読（よ）んどくんだった〜っ！

　や、ヤバい！

「イ、イクっ……」

　足（あし）をつま先（さき）までピンと伸（の）ばして、それを迎（むか）え入（い）れる。意思（いし）に反（はん）して反応（はんのう）する身体（からだ）。生（う）まれて初（はじ）めて体験（たいけん）する快楽（かいらく）の大（おお）きな波（なみ）に、抗（あらが）えず飲（の）み込（こ）まれてしまった。

　勝負（しょうぶ）には負（ま）けてしまったけれど。以前（いぜん）、死（し）ぬまで得（え）られなかった絶頂（ぜっちょう）に達（たっ）することが出来（でき）たのは、少（すこ）しだけ嬉（うれ）しかった。女（おんな）としての初（はじ）めての喜（よろこ）び……♡

　って、待（ま）って、何（なに）やってんの。イッちゃったんだから、少（すこ）し休（やす）ませて〜っ！

「な、もうやめて……」

　○ちんちんを口（くち）から離（はな）して、涙（なみだ）ながらの懇願（こんがん）も、

「まだ、『イキました』の言葉（ことば）は発（はっ）せられていないからな。勝負（しょうぶ）は続行（ぞっこう）だ」

と、丹忍田（たんにんだ）先生（せんせい）の非情（ひじょう）の言葉（ことば）。

　息（いき）も絶（た）え絶（だ）えなところに、二度目（にどめ）の、しかも先程（さきほど）よりも、大（おお）きな波（なみ）が襲（おそ）ってくる。怖（こわ）い。このまま死（し）んじゃうんじゃないかというそれに飲（の）み込（こ）まれていっ（　イ　ッ　）た。

　けだるい満足感（まんぞくかん）。少（すこ）しのあいだ、ぼ〜っと、余韻（よいん）に身（み）を委（ゆだ）ねていたけれど。

「イキました……」

　なんとか、そう告（つ）げて、敗北（はいぼく）を宣言（せんげん）した。

「では、約束通（やくそくどお）りペナルティの時間（じかん）だ。制限（せいげん）時間（じかん）は３分（ぷん）。『拡散（かくさん）する精子（せいし）、拡散（かくさん）する子種汁（こだねじる）』始（はじ）めっ！」

　その瞬間（しゅんかん）、周（まわ）りの男（おとこ）の子（こ）たちが、扱（しご）きながら近寄（ちかよ）ってきて……。

　仰向（あおむ）けに寝転（ねころ）んで、身（み）じろぎも出来（でき）ないまま、全身（ぜんしん）に熱（あつ）い迸（ほとばし）りを受（う）け続（つづ）けた。

　そして最後（さいご）、北路（きたじ）くんが私（わたし）の手（て）を取（と）り、

「身体（からだ）起（お）こせ。そして、口（くち）を開（ひら）き、舌（した）を突（つ）き出（だ）せ！」

と引（ひ）っ張（ぱ）る。

　女（おんな）の子（こ）座（ずわ）りになって言（い）われた通（とお）りにする。直後（ちょくご）。

　北路（きたじ）くんの熱（あつ）い液体（リビドー）が、舌（した）や顔（かお）にぶちまけられた。二度（にど）、三度（さんど）と。

クリアしたお題（だい）

『拡散（かくさん）する子種（こだね）』

クリアした性描写（せいびょうしゃ）シチュエーション

『拡散（かくさん）する精子（せいし）(直球（ちょっきゅう）)』

『まんぐり返（がえ）し(どんでん返（がえ）し)』