第26話 喧嘩沸騰中

ハローワークで手続きをしようとカウンターに進むと、書類が揃っていないとまくし立てられた。そんなに強気に言わなくてもいいじゃない:-<


私が「え?え?それありません」と、あたふたしていると違う職員さんが今ある書類で十分であることを言ってくれた。まくし立てた職員さんは、自分の勘違いがわかるとばつが悪そうにしていた。


私はもうキレる直前だったので、救いの声(さて、誰にとってなのか…)が舞い降りてきて、心が落ち着いた。


年間何回くらいだろうか、あと少しでブチ切れる時がある。だが、大抵の場合、キレずに終わる。きっといい人と思われているに違いない|:3ミぷ


実家の漁業を手伝っていた時、よく喧嘩を目の当たりにした。特に、親戚の伯母と伯父の口喧嘩はすごかった。子どもながらに、よくもまあ人前で喧嘩ができるものだと、感心していた。いや、ちょっとげんなりしていた|:3ミぷー


一番覚えているのは、伯父がお弁当の卵焼きに味をつけろというものだった。伯母の卵焼きは味つけしない系のものだったらしい。ちなみにうちの母は砂糖・塩・醤油を入れていた。はい、ここテストに出まーす。

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