8月13日まで ガンマトレードを終えて+三尊チャレンジ
8月10日23時期限でドル円105.50に大きなオプションがあったんです。オプションというのは先物取引といって、105.50で買う権利の売買、105.50で売る権利の売買のことですね。これは非常に難しくて、経済経営学部卒でも理解してない人もいるくらいです。先物取引の説明をちょっとしましょうか。
自分が小麦農家だとします。10月に小麦100トン売る契約を結びました。ですが、天候要因で取れ高も変われば、他の人の取れ高によって値段も変わりますよね。自分は安定した収入を得たいので、先物市場で小麦を50トン50万ドルで買う権利(コールオプションと呼ぶ)を購入します。そして、もうひとつ、小麦50トンを50万ドルで売る権利(プットオプションと呼ぶ)を購入します。
10月時点で小麦が不作で1トン1.5万ドルの値段が付いたとします。そうしたら、50トン50万ドルで買う権利を行使して、購入した小麦50トンを売り、残り50トンを普通に売ります。小麦が値上がりした分、コールオプションを購入していたので差額で利益がでました。プットオプションの権利はそのまま放棄します。
逆に、10月時点で小麦が豊作で1トン0.5万ドルの値段しか付かなかったとします。その時は、小麦50トンを50万ドルで売る権利を行使して、権利の及ぶ小麦50トンを売り、残り50トンを普通に売ります。プットオプションを購入していたので、50トン分の損を減らすことができました。コールオプションはそのまま放棄します。
このように先物市場を利用して、値段の変動を抑えながら、収益を上げることができるようになるのです。先物市場の初まりは、日本の江戸時代、大阪堂島の米市場と言われていますが、詳しくはわかりません。
為替の話に戻ります。為替の世界にも先物市場があります。一般の人は使えないと思いますが・・・
そこで105.50で買う権利、売る権利が集中して存在した場合、差額で儲けようという意思が働き、105.50を超えたら売り、105.50を下回ったら買いで、自身の持つオプションを利用した通貨の売買が行われます。オプションを行使するのは大口なので、実際に値段は変動し、オプションが切れる時間(今なら夏時間23時)まで105.50に近くに収斂する動きを見せます。それを個人投資家が利用して、稼ぐのがガンマトレードと呼ばれる手法です。
私は105.90で売って、105.70(23時付近にこの値段だった)で買い戻したので、楽に200pipsの利益を得ました。収斂する動きが分かっているので、ロットをいつもの倍張ったので、利益はそこそこです。
大きなオプションがどこにあるかというのは、私はユーチューバーの方から情報を仕入れていますが、自力でどうやって調達するかはわかりません。銀行の方に知り合いでもいるのでしょうか?知ってる方いたら是非コメントくださいね!
で、8月13日の話をしましょう。日足で見たときにユーロドルが三尊を形成しようとしています。私、前に三尊で痛い思いをしているのですが、またチャレンジしてみようかなと思い、とりあえず、1.18089で低ロットで売りました。1.18500まで上がるようならナンピンしていきます。1.19000を超えて上がっていくようなら損切りしようと思います。
ですが、基本的に大局に逆らうトレードはしたくないので、早めに手仕舞えるなら手仕舞って、1.17000くらいでユーロドル買ってじっと持っていたいですねぇ。
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