あらすじ
第二世界で負傷した普段桜。ビシクルも破損していたため、ヒクイドリの提案で一度彼らはメサイアロードの外側へと離脱する。その先は、隠された世界の一つ「動物の国」。動物妖精たちが平和に暮らす世界。
普段桜は深いねむりの中で、ハリネズミのハリーとして自らの過去を回顧していた。彼は今の精神の原点である、10歳の夏のことを想起する。
村崎櫛は桜の療養中、片時も離れずにそばにい続けた。そうしながら彼女もまた、在りし日のことを思い返し、自身の意思を確かめる。
愛を信じる物語。
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