ドライアイにはジクアスとヒアレインのダブル使いがおすすめ

スマホを一度見始めたら止まらないスマホホリックの皆さまこんにちは。筆者も夜中までがっつりスマホを見て止める事ができません。楽しいもんね、スマホ。


ですが皆さま、スマホの見過ぎで日々ドライアイに悩まされておりませんか?筆者もがっつりドライアイで眼科に通っております。それでは今回はドライアイに効く目薬をご紹介しましょう。


とここまでの文章で、もしかすると中には「眼科にわざわざ行くのは面倒だし市販薬でいいんじゃないの?」と思われた方もいるかもしれません。実際に眼科に行かずに市販薬で済ませている方もいるでしょう。結論としてどちらも試した筆者の経験から言いますと、市販薬で済むレベルのドライアイなら構いませんが、市販薬を使ってもマシになった気がしない、現状維持と感じるなら眼科の目薬を使うべきです。

ドラッグストアで売られている市販の目薬および薬は病院で出される薬よりも優しいとよく言われています。実際風邪を引き市販薬を試したものの中々治らず病院で薬を出してもらったらすぐに治った経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。病院で処方される薬はそれだけ強いものを出されており、ドラッグストアで素人が処方箋なしで入手できる薬とは違うと捉えるべきなのです。実際に市販薬+眼球まわりのツボマッサージ+目にホットタオルをしても改善されなかった筆者のドライアイは病院の目薬でかなりマシになりました。市販の目薬でも目の乾きが取れない方には病院の目薬をおすすめします。


では病院の目薬で何がお勧めかと言いますと、筆者の個人的なおすすめはジクアス+ヒアレインの2種類を使用する方法です。


まずジクアスですが、余程ひどい場合を除き、一般的なドライアイにはよく処方される目薬だと思います。

ちなみに、ご参考としてジクアスを初めて処方された時の筆者のドライアイのレベルですが、

・日中パソコン作業などをずっとしていると時々点眼しないと目の乾きを感じる

・起床時に非常に強い目の乾きを感じる。その場ですぐ点眼しないと辛くて目が開けられない

これぐらい当時は乾いていました。


処方されたジクアスを1回1滴、1日6回点眼と指導されひたすら点眼し何年か経ちましたが、いつの間にか『起床時に非常に強い目の乾きを覚える、すぐ点眼しないと目が開けられない』事はなくなりました。医師いわくドライアイの完治は難しいそうなのですが、軽減されただけでも万々歳です。


ただ、ジクアスは欠点があります。目の調子により点眼時に非常にしみる事があるのです。私のかかりつけ医師は目の調子が良いとしみると言い、かかりつけ薬剤師は角膜が乾燥で傷ついているとしみると言い、結局どちらの状態でしみるのか真実は分かりませんが、筆者の体感としては『夜中までスマホを見ていたなど目を酷使した翌朝非常にしみる』ため、薬剤師案を信じています。

で、このしみ具合ですが、地味に痛いんですよ。それにあまりにしみるので(使用していいとは医師に言われていますが)本当に点眼していいのか毎回不安になる痛さなんですね。


それで今度はしみない目薬、ヒアレイン点眼液を出してもらいました。こちらはどれだけ目を酷使した後でもほんっとうにしみない。まるで水のような非常に優しい付け心地で付けやすく、乾燥によりできた目の傷を修復してくれる作用があるんです。ただ、眼の表面に滞留する時間が短く、点眼しても短時間でもう目が乾いたなとなるデメリットがあります。それに比べるとジクアスはムチンという粘液を分泌する力を上げて、涙の水分を保留しやすくする作用がある為、実感としても1度点眼するとヒアレインより点眼液の効果が長いと感じます。


それで薬剤師の方にお勧めされた方法がジクアスとヒアレインの併用です。目を酷使した、または目の乾きがひどい起床時などジクアスがしみる時には先にヒアレインを点眼する。ただヒアレインは滞留時間が短い為、それをカバーするジクアスを5分以上後に点眼する、と言う方法です。


筆者はこの2本立てでジクアスがしみる事なく安心して指せるようになりました。効果はあるがジクアスがしみて痛い、ヒアレインだけではまだ乾燥している気がする、そんなドライアイの方にはジクアスとヒアレインの併用はおすすめです。

※こちらの記事はすでに眼科でドライアイと診断され、ジクアスまたはヒアレインのどちらかを処方されている方へ向けたものです。

これ以上にひどいドライアイの方は別の目薬ムコスタ、また目薬以外の治療法もあるようですので、ドライアイの目薬を眼科でもらう際には自己判断ではなく、必ず医師とよく相談して決めてください。

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