男女のカンケイ
@g-w
第1話 シラナイヒト
またやってしまった。
目が覚めると今日は高級ホテルの1室。
どちらかと言うと心地よい朝。でも隣にはシラナイヒト。
そう、私安藤美和は今年で24歳になる。
少し前までは大手企業に勤めていたが上司のパワハラに耐えきれず退職した。
そして大手企業に勤めるのを大喜びしていた実家に戻るわけにもいかず親には内緒でキャバ嬢とゆう道を選んだのだ。
親はもちろん同級生にも言えない。
でも繁華街の中でも私が勤めているお店は少し高級で芸能人や一流企業の社長さんがよく来る。
昨日は確か飲食関係のお仕事をしている町田さんにアフターを頼まれて、、ってことはこの人が町田さんか。ぐっすり寝ている。シャワーを浴びて家に帰ろう。こんな朝の繰り返し。もううんざりだ。
私もしたくてこの仕事をしているわけではない。次のお仕事が見つかるまで、そう所謂繋ぎでしかないのに心のどこかで居心地のいい自分もいるのだ。でももうそろそろきちんとした仕事につかなければならない。
そう思っていたのに、、、
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