編集済
凶悪への応援コメント
自主企画「短編ミステリの感想を書かせてください4」に参加いただきありがとうございます(遅くなってすみません)。
「凶悪」
このフレーズを作中でうまく使っていたと思います。読み終えたときこのタイトルしかあり得ないと納得させられます。
ただ、言ってしまえばそれはメタな伏線で、この真相に対して作中の理屈で納得できるだけの伏線があったかというと否と言わざるを得ません。
少女が強盗犯を脅迫していた、という真相自体はいいんです。フィクションですし、そういう子供がいてもいい。
ただ、それを言うと何でもありになってしまうのも事実で、ミステリならばもっと積極的な伏線がほしかったなと。「その可能性もあったか」ではなく「言われてみたらその可能性しかあり得ない」と読者を悔しがらせるような伏線です。
話としては成立してるんですけど、あくまでミステリとして考えるならまだ洗練の余地があったかと。
凶悪への応援コメント
意外なオチでありながら、わかりやすく爽快感もあり、楽しく読みました!
女の子のことでちょっと引っ掛かったのですが、「5歳くらいに見える実年齢10歳の女の子」で合っていますか?
それってどんな感じだ? と想像しにくかったので…。