明日が好きになる為
@shinta4393
第1話 今日この頃
「澄香、お弁当持った?あんたいつも忘れるんだから」
2月18日 晴れ
俺は花粉症では無いからマスクをすることがあまりない、だからマスクをするとクラスの子から、風邪かいと聞かれる。
「最近、感染症流行ってるらしいからして行きなさいよ」
「うん、今日帰りに塾行くから遅くなる」
「はーい」
家から坂下高校までは自転車でだいたい15分、けど唯一、一人で音楽を聞ける時間だから25分かけて行く、
行きしな珍しくクラスメイトと会った名前は確か、、まぁいいだろう
学校生活はあまり楽しくない初めは人ずきあいとか、やることが多くて、それがなんか新鮮でドキドキしたのは確かだけど、慣れてしまうと、あまり特別な所では無くなっていった
教室に入ってから10分後に行きしなに会った
クラスメイトが来た
会った時から10分後に来るって何してたんだろう、、
「源くん、昨日の日誌書いてないでしょう
昨日言ったよね、どういうこと?」
境 鏡花、俺と同じクラスメイト何かと転校してきてからよく突っかかって来る人
「いや、ちゃんと書いたはずだけど
日誌少し見せてくれない?」
「なに、疑ってるの?わ、わたしが嘘ついてるって!!」
え、そんなに怒ってるの、でも書いたのは確かだし、
「ご、ごめん、」
なんて返せばいいんだろうか、よく見たら涙目だし、
「まぁいいわ、それより昼休み暇かしらきっと暇ね、昼休み私の部屋に行くわよ」
そういうと境さんはどこかへ行ってしまわれた
俺が書いたはずのページの日誌は気をつけて見ないと分からないぐらい綺麗に切られていた
「君、好きな物は?」
「はい!?」
後ろからいきなり行きしなの人に話しかけられた、
「だ、だから好きな、も、物を」
「な、なんで?」
そう聞くと彼女は何も言わずさって行った、
な、なに???
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます