実は私は最強魔法王女でした。

巫琴莉莉

プロローグ

 今日から私は、新入社員。これからは、“恋”も“仕事”も上手くいってみせるぞ。っと、思っていた。しかし、その後あんなことが起きるとは、全く想像もしていなかった。


「ママ!ボールとってくるね!」


「はーい。車に気を付けてねー!」


「は~い!わかってるよ~」


「子供って、ほんとかわいいよね。」


「そうだね。」


ブーン―!


「あぶない!」


キィー!!!!


バッコーン!


「キャー!」


令和れいな!れーいーなー!起きてよ!ねぇ、起きてよ!」


そうか、私があの子を助けようとして、私が代わりにトラックに引かれたんだっけ。まぁ、何もせずに無駄死にするよりも、よっぽどましだしね。あの子、怪我、してないかな。助かってるといいな。(まぁ、私は死んだけど…)あぁ~私、もう“あの世”に行くのか…


ピーポーピーポーピーポーピーポー…


「ねぇ!ねぇ!れーいーな!!」




◇ ◇ ◇




ピーピーピー


「…残念ながら、令和さんはお亡くなりになりました。」


「そんなー…」


「令和さんのご家族に連絡をしといてください。」


「は、い、」


な、なんで令和、先に行っちゃうの?私、令和ともっとお買い物とか旅行とかに行きたかったよ。




♢あとがき

 この作品が初めての投稿となります。これから、頑張りますのでよろしくお願いします。



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巫琴莉莉 @rirei_mikoto

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