第306話 令和3年1月1日(金)初めてのお正月

 こんにちは美優です。今日はパパとママの会話から始まります。ではスタート。

深沢宝徳:昨日の紅白。面白かったな。

深沢涼香:大泉洋って面白すぎよね。

深沢宝徳:愛理さんは見た?

駒沢愛理:大泉洋の一人勝ちよね。

深沢美優:Happy new year.

深沢涼香:美優。あけましておめでとう。今年もよろしく。

駒沢愛理:美優は英語を先に覚えたの?

深沢宝徳:美優は日本語もしゃべれるよな。

深沢美優:うん。ね。

駒沢愛理:確かに「うん。」とか、「ね。」って日本語だけどさあ、美優。本当にわかってる?

深沢美優:うん。Understand.

駒沢愛理:美優は。英語と日本語を混ざって覚えているようね。

深沢宝徳:さあ、美優にお年玉だ。今年はいくら入っているか。

駒沢愛理:私見ていい。

 愛理おばちゃんは私のお年玉を見た。

駒沢愛理:500円かあ。0歳にしては贅沢よね。

深沢涼香:美優。お年玉は貯金するんだよね。

駒沢愛理:使わないのかい。

深沢宝徳:美優は0歳児にして英語が解っているのは天才だよな。

駒沢愛理:日本語も解ってるの?

深沢宝徳:美優。日本語でなんか書いてみな。

 私は適当に書いた。

駒沢愛理:「青年よ大志を抱け」美優。天才じゃない。

深沢美優:But I don't understand this mean.

駒沢愛理:美優。日本語で言いなさい。

深沢美優:意味わかんない。

駒沢愛理:0歳児でここまで言葉覚えてる?普通。

深沢宝徳:コツを覚えたんだよな。

駒沢愛理:恐ろしき0歳児。

 と、深沢家は正月もにぎやかでした。終わり。またね。

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