第175話 令和2年8月23日(日)怪しい夜
こんにちは美優です。今日は、パパとママの会話から始まります。ではスタート。
深沢宝徳:涼香。何かいい事ないかなあ。
深沢涼香:私は、宝徳さんと一緒に過ごしていることがいい事よ。
深沢宝徳:俺たちは幸せだよな。信一さんと違って。
深沢涼香:信一さんは、きっと、立ち直るよ。
深沢宝徳:そうならないと小説が終わってしまう。
深沢涼香:それは悲観的過ぎじゃない?
深沢宝徳:そうとも言えない。信一さんが終わったら小説も終わり。誰かが書いたとしてもつまらないものとなってしまう。
深沢涼香:それもそうね。
深沢宝徳:でも、仕事で疲れたな。
深沢涼香:でも、連休で疲れとれたでしょ。
深沢宝徳:とれない。また、リポビタン生活が始まる。
深沢涼香:まむしドリンクでも飲む?
深沢宝徳:涼香。誘ってくれるのか?
深沢涼香:たまにはしたいでしょ。
深沢宝徳:もちろん。
深沢涼香:今日は楽しい夜を過ごしましょう。
深沢美優:Dream Night?
深沢宝徳:美優は英語もできるようになったな。
深沢涼香:でも、まずは日本語ができないと日本人じゃないからね。それに、日本語ができないと英語もできないって言うし。
深沢宝徳:それって、母国語があるというのが大事なんじゃないか?
深沢涼香:というわけで、今日の夜ご飯はうなぎね。
深沢宝徳:なんか、やる気出てきたな。
深沢涼香:その代わり、今まで通り、感じさせてね。
深沢宝徳:ラジャー。
深沢美優:ブラジャー。
深沢宝徳:美優は今日は怪しい夜って気づいているのか?
深沢涼香:わかんない。
と、私はそんなパパとまあのすることを知らないふりをして今日は終わります。またね。
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