第176話 超魔王キジンと部下9人衆登場

 超魔王の間までケトンたちは歩いて行った。

ミク:敵が来ないね。

ダカン:油断は禁物だ。

デナリウス:道が二手に分かれているどうする?

シェニール:こちらも二手に分かれるしかないな。

ローラ:いえ、私の九識を信じて。私が進む方向なら間違いはないから。

 と、大魔王たちはローラに従った。

 そして、敵が一騎も現れることなく超魔王の間の扉についた。

ローラ:扉の向こうには超魔王がいるはず。行くよ。

ノイド:待て、開けたら敵が一気に来るんじゃないか?

ローラ:扉の向こうにいるのは超魔王部下9人衆と超魔王だけよ。

ミク:じゃあ、扉を壊すよ。「雷・破壊。」

 ミクは扉を壊した。すると中には超魔王の姿が見えた。

キジン:ローラよ。よくも弟のギジンをやってくれたな。

ローラ:キジン。あなたもこれで終わりね。

キジン:ほう。大魔王も味方につけたか。だが、まずは奈落の底に落ちてもらう。

 と、床がいきなり消えた。大魔王たちは落ちた。空を飛べるミクがケトンを捕まえた。ベンゼンは自分が持っている糸を大魔王、7本槍に絡ませて、ワープをした。ローラも空を飛んだ。

キジン:ほう。だれも、そこには落ちなかったか。

ローラ:卑怯よ。ちゃんと勝負しなさい。

キジン:なら、闘技場まで飛んでくるがいい。

 と、キジンと超魔王部下9人衆は闘技場へ飛んで行った。

ローラ:ケトン。今のうちに飛べるようにしてあげる。

 と、ケトンはローラの九識のパーワーで飛べるようになった。

ケトン:ありがとう。これなら戦える。

 と、ローラとミクとケトンは闘技場へ飛んで行った。

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