第4話 きのこ?……
「悠くん、できたよ!」
「お、おぉ〜!すごい!」
「でしょー!」
な、なんだこれ、全くの別人みたいになってるじゃん、紗結さんスゴすぎ
「ちなみにこれはなんて言う髪型なんですか?」
「これはね〜マッシュです!!」
「マッシュ!?」
マッシュ……マッシュルーム?きのこ?それにしても自分じゃないみたいだ
「すご〜く似合ってるよ〜」
「ありがとうございます!」
「どういたしまして〜」
美容師ってすごいな、だって髪型1つでこんなにも人の印象を変えれるんだよ、魔法使いだよ
「お!似合ってるじゃん!」
「あ、拓!ありがとう、」
「よし、この後まだ時間あるか?」
「あるけど、どっか行くのか?」
時間はまだある、でも今日はもう満足だ
「よし、付いてこい!」
「う、うん。どこ行くんだよ」
「まぁまぁ、着けばわかるって」
「またそれかよ」
次はなんなんだ?髪型の後……だめだ、さっぱりわからん
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ふぅー少し作りすぎちゃったかな?」
悠、喜んでくれるかな?唐揚げが好きって言ってたからついいっぱい作っちゃったけど悠も男の子だしいっぱい食べるよね、楽しみだな〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「着いたぞ!」
「ここは……メガネショップ?」
メガネなら度数もあってるし、特に変える必要はないんだけどな
「そうだ、よくメガネを外したらイケメンだったってパターンよくあるだろ」
そんな事本当にあるのかよ?
「悠はメガネを外したら違和感しかないから、メガネを変えようと思う!」
「メガネを変えるのか、悪くないな」
コンタクトにでもするのかと思ったがメガネを変えるのか、考えなかったな
「じゃあ早速行きますか」
「うん!」
「いらしゃいませ〜」
「マッシュに似合うメガネください」
マッシュに似合うメガネってなんだ?そんなもんあるのか?
「こちらなどどうでしょう?」
「おーいいじゃんいいじゃん!ちょっとかけてみなよ」
「う、うん……どうかな?」
「おー似合ってる似合ってる、やっぱ丸メガネだな」
「そう?じゃあこれください」
「かしこまりました〜」
髪型とメガネだけですごい印象変わるんだな
「よし、今日はここまでにしとくか!」
「うん!そうしよう」
「服とかも買うけど今のところ3分の2くらい完成だな」
「そんなに!」
「あぁ、かなり印象変わったぞ」
「やっぱりそうか」
「うん!じゃあ今週の土曜日服とか買いに行こうぜ!」
「うん!色々ありがとう!じゃあ明日」
「どういたしまして、じゃあ」
これで、葵を見返せる!明日が楽しみだ
今日は疲れたな、少し寝よう……
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