第615話 この世界の魔王と勇者の存在

精霊が調べた所によれば・・・・その前に、魔王について少し知っておかなければいけない。


この世界には、2人の魔王がいるらしい。

男と女、一人ずつ。

その2人はそれぞれ全くかかわりがないようだ。

因みに、同性の勇者がいないとその魔王は倒す事が出来ないらしい・・・・


おっさんの時は男の魔王。

一応勇者君があの場にいたから・・・・いいよね?

結局おっさんがとどめを刺したのかな?

しかも復活してもこの場にいられないよう、遥か天の果てへ・・・・


そして勇者は・・・・よくわからないけれど、先代勇者が死ねば・・・・普通魔王を討伐するまで死ねないらしい・・・・

死ねば次代の勇者が誕生するらしい・・・・


本来何かしらの血縁関係のある人間が勇者になるらしいけど、今の勇者君は、何らかのスキルで偶然勇者になったようだ。

まあ大体見当はついてるけど・・・・本人が言わないから、知らない事にしてるけど。


そして女勇者と魔王。


女勇者は、デアの部下のチョンボで、女勇者の周りの人と建物を巻き込んでの召喚になったらしく・・・・

更にデアに聞き出したところによれば、あの召喚した女神?デアの部下は・・・・女性だけど男が嫌いで、もっぱら自分好みの女にしか興味がないらしい・・・・

そして女勇者の選定は・・・・自分好みのルックスの女性にしたらしい・・・・マジっすか?


そして女魔王・・・・

これはおっさん頑張って・・・・はないね・・・・プシーさんに確認したんだよ。

そうしたらデータベースがあったらしい・・・・


この世界の女魔王は、代々ハイエルフと呼ばれる・・・・おっさんがハッスルしたあの長やファート、サージュがいる一族とは違うようだけど・・・・そこの一族の誰か・・・・娘?が引き継いでいるらしいんだよね。

今の女魔王の先代は・・・・1000年以上平和な統治をしていたようで、それ以前も何かしら悪さをしていた気配はない・・・・

それをある時、時の女勇者が討伐したらしい・・・・そしてその場に居合わせていた娘が、母親が目の前で死んですぐに女魔王に・・・・

そして、女勇者はその女魔王が死ねば役目が終わり・・・・勇者・・・・女神の加護が消えてしまい、弱くなる・・・・当然次代の女魔王とは関係がなく、その新たな女魔王はその元女勇者に復讐したようだ。

そしてこの女魔王は、この因果が女神にあると突き止め・・・・女神を探し、ついには拘束したというのだ。

それが今回精霊たちが探し当てた場所に・・・・女神が拘束しているらしい・・・・

何かしらの気配を消す仕組みをその・・・・湖にある小屋らしいけれど・・・・周囲の女神の残滓?が残っていて、その小屋でまで続いていたようで・・・・しかも一方通行で、去った様子がない・・・・


ここにいるのは間違いがないそうだ。


そしてもう一つの情報源は・・・・

うまく隠蔽しているけれど、口田さんからもたらされた情報の様だ・・・・

ちなみにおっさんの所ではなく、デアの所に流れた情報らしい・・・

どうやってデアに情報を流したのか?

あのノエミとかいう女の女神?からもたらされたようだ。

因みに女神の上司はデア、そしてさらに上の上司がこのノエミらしい・・・・

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