第555話 だってねえ・・・・等身大のメ▼ちゃん人形とか・・・・
「いやいや無理!あんな人形・・・・さっきまでのが、あんなのがデカくなったって、無理!」
おっさん全力で拒否したよ。
幾らなんでもあれはないよね。
幼児の姿をした人形。
それがおっさん並みの大きさになったからって、ハッスルとか考えられんよ。
【アークマスター、それはご心配なさらずとも大丈夫ですわ。多少の個性はありますが、恐らくアークマスター好みの姿で顕在化されると思われますから。】
・・・・えっと・・・・ここには今4振りの剣と、1振りの大剣がある訳で・・・・
おっさんの所有するこの大剣には、何体の精霊がいるんだ?
【それに関しましては、現在顕在化を考えておりますのは4体でございますね。ですので合計8体になりますわ。】
・・・・それらが一斉におっさんと子作り求めてくるんか?
それは無理じゃないか?死んじゃう!
【きちんと節度はお守りするとお約束いたしますわ。】
・・・・そういいながら連日連夜の予感しかしない・・・・
あとそうだ!おっさん好みがいきなり8体・・・・それはいいのだが、多少の個性とは?もしかして外観8体とも同じとか?それはそれでちょっとな・・・・
【それはそれで問題ありませんわ。顔と背の高さに違いがありますから。】
・・・・そうか?だが・・・・何だか疲れた・・・・そろそろ寝よう・・・・
此処の片付けはまあ、その内やるからいいや。
「みんな、今日はすまなかった・・・・一度休みたい。カトリーンもボロボロだしな・・・・」
「主よ、先ほども言うたが、それは気にせずともよいのじゃ!それよりもアルフォンシーナ殿とアメリータ殿じゃ。これだけ騒ぎになっても起きてこれぬと言うのは、相当疲労しておるのではないのかえ?」
そうなんだよ。どうもポーション握りしめながら回復魔法使い続けたらしくて。
今も奥の部屋で寝込んでるんだよね。
まああそこのベッド、広いから、全員寝ても問題はないだろうけど・・・・
「そうだな、2人の様子も気になるし・・・・ウェンディ達は大丈夫なのか?」
「ええ?そうね、私は元気よ?ただ魔力を持ってかれてる感覚があるから、少しきつい部分はあるけれど。」
他の3人も似たような感覚らしい。
なるほど。マスターと呼ばれる剣の所持者から、魔力を頂戴しているのか。
これ大丈夫なのか?
ウェンディは元気と言っているけど、きついとも言ってる。これがずっと続くなら考えないとな・・・・
【あの、再び顕在化するまでは大量の魔力をマスターから頂く事になりますが、その後はさほど頂きませんので、もう暫くだけお付き合いいただきたいのです。】
「じゃあその後はどうなんだ?」
【魔石から補えますわ。それに食べ物からも補えますし・・・・アークマスターのお精からも・・・・】
・・・・もしかして精霊って淫魔のたぐいか?
【そこは違うと全力で否定いたしますわ!】
どうやら違うようだ・・・・
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