第513話 いよいよ91層に突入なんだが・・・・

3人の娘さんにとどめを刺してもらい、ボス部屋の攻略が完了。


あ・・・・トイレだな。

「すまん!さ、(トイレに)行こうか!」

おっさん3人に声をかける。

「「「はい!」」」


何か元気な返事だな・・・・

それに、何か周りの視線もおかしい。


「おいシラカワ、俺らがいるってのに、何露骨に誘ってやがんだ!」


クィンシーがおかしな事を言う。

「あん?何の事だ?」


「はあ・・・・?あの3人だよ!今からしけこむとか・・・・もう少し自重してほしいな!」


「何の事言ってんだ?意味わからん!」


変な事を言うな・・・・


「今更・・・・ほら、3人の目を見たらわかるだろ?あの期待の目を。」

ナターリヤがそう言う。え?何?確かに3人の目つきが・・・・ぎらついてる?


「え?何?おっさんただ休憩所へ3人を(トイレに)連れてくだけだぞ?」

あ・・・・もじもじしてるよね・・・・我慢も限界だよな?

「あ・・・・相変わらず天然ジゴロだね!」


ウェンディも謎な発言をしてくる。


「ま・・・・我らは別の場所で休もうかの・・・・主はゲートで連れていくがいい。」


カトリーンも変だ・・・・


取り敢えずおっさん訳が分からんまま、安全地帯の休憩所へ向かったよ・・・・

おっさん以外のメンツが先に入っていき、

「シラカワはゲートでいい所へ連れてってやれよ?」


クィンシーに休憩所の立ち入りを拒否された・・・・おーいどうなってる・・・・娘さん方限界だぞ?


「あ・・・・なんというか、もう我慢も限界だよね?すまないけどゲートで着いて来て?すぐに済まそう・・・・」


おっさんそう言う。ああ・・・・あんなに我慢して・・・・


そう、確かに3人の娘さんは我慢していた。だが、その我慢はシラカワの思う我慢とは違ったのだが・・・・


「はい!もう限界ですよ!」


「早く!」

「ここでも・・・・」


ああ、いかん!こんな所でしちゃったら・・・・


もう10年以上この世界で暮らす白河だが、こう言った常識が分からないのだった・・・・


ちなみに3人の娘さんは、性的に誘われている認識。

しかもパーティメンバーの目の前で、だ。

居合わせた奥方様も認めて下さって・・・・


後で小次郎は・・・・

「何処にそんな要素があったんだよ!」


と一人愚痴っていた・・・・


・・・・

・・・

・・


おっさんゲートで戻ってきたよ、館へ。


「ジスラン君、3人の娘さんがやって来るから、(トイレ)休憩の準備してあげて?」


そう言ったんだけど・・・・

「もう既に(特別な寝室の)準備万端ですよ。」

と言われた・・・・相変わらず素早いな。


因みにジスラン君の案内は・・・・おっさんが知らない部屋だった・・・・

何この部屋?こんなのあったんだ?


それはそうだ。何せおっさん、今までメイドさんや侍女と親しい関係にならなかったからね・・・・


ずっと用意してあったらしいけど・・・・


すれ違うメイドさんも

「まあ!いよいよなのですね!」


「ついにシラカワ様が解禁されましたよ!」


とか訳の分からない言葉が屋敷中に広まったそうな・・・・


で、部屋に入る。


・・・・何ここ?

なんかね・・・・ラブホ?ここはラブホなのか?


めっちゃアダルトな空間が其処にはあった・・・・


で、振り返ると、ドアが閉まり・・・・


あれ?あかない?


で、更に振り返れば、3人の娘さんが・・・・何故か服を脱ぎ始め・・・・え?

「「「ありがとうございます」」」

とか謎のお礼を言われ・・・・


あっという間に娘さん裸になっちゃったよ・・・・え?何?


おっさん呆然としてたら、有り得ない動きでおっさん拘束されて・・・・身ぐるみはがされちゃったよ。


「「「では!」」」


かなり時間が経って、フラフラなおっさんと、幸せそうな3人の娘さんを多数の館勤めの女性が見たとか・・・・


その後しばらくおっさん、ものすごい視線を感じる事になったよ・・・・


どうしてこうなった?


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