第357話 おっさん、妻達に服を・・・あ!勿論子供用のも用意してるよ?
そこに現れた服は・・・・普段カトリーンが着ているのと同じようなデザインの服で、以前おっさんが自分の服に色々・・・・おっさんコート(仮)とおっさんズボン(仮)とか作ったのと同じ原理でね。
女性用の服は何故か普通に服の名前に(改)と記載されちゃってる感じになっちゃって。
婦人服なのにおばちゃんコートとかにならなくてよかったな、とちょっと安心してたりしてね。
で、カトリーンが着替えるのを待ってたら、早速その場でカトリーンが今着ている服を脱ぎはじめてて・・・・相変わらずほっそりしておっさん好みの身体してるなあとか思いながら見ていると・・・・
カトリーンがおっさんに・・・下着姿で近付いてきて・・・・
「折角脱いだのじゃ。しかも主と肌を合わす機会はもうないのじゃろう。都合の良い事にここには主と妾しかおらぬ。最後の務めを果たしてはくれぬかのう?」
あかん、そんな・・・・下着姿で迫られるとは予想してなかった・・・・時間もそんなにないんだけど・・・・
そんなおっさんの心の声を聴いたのか、カトリーンは
「皆も待っておろうし、素早く致そうぞ。さ、来るのじゃ!」
そう言ってカトリーンはおっさんを捕まえて、書斎に置いてあるベッドにおっさんを抱きかかえ、あっという間に服を脱がされちゃったよ・・・・
・・・・
・・・
・・
・
うーん、予定ではカトリーンの奴隷を解放して、服を着替えてもらうつもりだったんだけど、どうしてこうなった?
まあ、カトリーンは服を着替えてもらったし、機嫌もよさそうだし、いいか?
「さて主よ、時間も無かろうし、戻ろうとしようかのう?ここの色々な物を聞きたいのじゃが時間がないしのう。」
そう言ってカトリーンは書斎を出て・・・もちろんおっさんもだけど、皆の所へ戻ったよ。
戻ると、みんな着替えてくれていてね。おお!似合ってるな!
あ、そうそう、ジスラン君も新しい服着てるんだよね。
「ごめん待たしちゃって。みんな服着替えてくれたんだね。その服は・・・今おっさんが着てるのと同じ防護の機能があって、そんじょそこらの防具より強力だから、大事にしてほしいんだよね。」
そう言うとオリアーナが
「旦那さま!いいんですか?こんなの貰っちゃっても?」
「うん、あ、子供用の服もちゃんと用意してるから、後で着せてやってね。一応劣化もしにくくなってるはずだから、可能ならお下がりになっちゃうけど、サイズが合わなくなったら別の子供に着させてほしいんだよ。普通の服と違って買えないやつだから。」
「流石旦那さま!大事に使わせてもらうね!」
「頼むよ。あ、それとおっさん向こうに戻る直前にしないといけない事がってね。おっさんのスキルと・・・・持ってるアイテム、これを必要な人に渡そう、譲ろうと思っていて。」
「アイテムは兎も角、スキルもでしょうか?」
疑問に思ったのかエルヴィーラが聞いてきた。
「うん、色々試したんだけど、おっさんが向こうに現状戻れないのはこのスキルの所為じゃないかって思ってね。スキル以外は思いつく事は全部試してるんだよ。で、最後はこれしかないって事でね、スキルを譲渡したいんだよ。」
ここでメーネアが
「旦那さま、スキルを譲渡するとして誰に譲渡するのでしょうか?旦那さまのスキルは数も多く、レベルも高いものがありますので扱いを慎重にしないといけないのではと思うのですが?」
「うん、メーネア。色々考えたんだけどね、先ずアイテムは・・・・インダルチャンス王国から持ってきたアイテムはメーネアに渡すよ。そしてスキルなんだけど・・・・」
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