第237話 ナターリヤ、メーネアと出会う

「おお!見事な脱ぎっぷりじゃのう!」

「男がいようが関係ない。どうせ性別は男と女以外にいないのだ。それに私は男に見られても、恥ずかしくない体つきをしている自覚があるのでな。尤も自分より弱い男に肌を晒す気はないのだが。」

おお!自信があるだけあって、綺麗な肌と、見事な体型だよ!少し筋肉質でしまってるけど、細身で・・・・胸はそんなにないみたいだけど、本人の自信のあらわれるとおり、見惚れてしまうよ。

「どうだシラカワ。これでも体型には毎日気を使っておるのだ。」

下着姿のナターリヤ・全く気恥ずかしい感じもなく、惜しげもなくその肢体をおっさんに見せつけてきたよ。

そんな時、ニーナが入ってきたよ。

「あらおかえりなさい、シラカワさま。戻ってきてたんですね。オリアーナさまが皆で風呂に入るから行くように言われたから来たんですけど。こちらの方は?」

「ナターリヤ・ユリアーノヴナ・ペシュコヴァだ。」

「貴女がナターリヤさんね。私はニーナ・レオナ・ヘルトリングです。シラカワさまの所のこの領地の店を任されてるのよ。そして、貴女と同じでもうすぐシラカワさまの妻になる予定よ。よろしくね。」

「こちらこそ頼む。」

「じゃあ先に入ってるよ?」

「待つのじゃ!」

おっさんの後に急いで脱いだカトリーンが続いてきたよ。


・・・・

・・・

・・


オリアーナとエルヴィーラ、香苗ちゃんが子供を連れて入ってきてね。いやーにぎやかだよ。

おっさん妻の裸は見慣れてるけど、ナターリヤとニーナの裸は・・・ニーナのは見た事あるけど・・・・ついつい見ちゃうんだよ。見ちゃうよね。美女の裸。


そう思ってたら、いつの間にか戻ってきていたのか、メーネアとウェンディが入ってきてね・・・・おお!ウェンディの裸・・・下着姿は見てたけど・・・やっぱ奇麗だなあ・・・・

メーネアは子供と入ってきてね。


あ・・・避けてたメーネアとナターリヤ、こんな形で会っちゃったよ。

おっさんカトリーンに目配せをしてね。察したのかカトリーンがメーネアに近付いてってくれたよ。

「げ!なんで・・・あんたがいるのよ!聞いてないわよ!」

おっさんが居るのを知らなかったのか、ウェンディはそう言って胸と股間を急いで隠したけど・・・・もう遅いよ。

「メーネアさま酷いよ!知ってたんでしょ?」

「あらごめんねさいね。お互いを知るには裸のお付き合いが一番なのよ?あら?あなた・・・ナターリヤさんね?私はメーネア・シンセリティ・シラカワです。」

「む・・・・私の事を知ってるのか?」

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