第11話『未来』への展望5
2037年2月15日
2037年1月5日は日本において記念すべき日になった。
僅か17年前の記憶をたどると、新型コロナウイルスで世界中が大騒ぎに政府や専門家達の会見に何か不自然を感じて居たが、のちに政治家や議員、官僚までも本人ではなく身内や知り合いに頼んで、証券やFX等のマネーゲームで儲け、後に金の流れを立証されて送検された人もいたが、大物の名前は無い。いつもずる賢い人達は安泰であった。
しかし、そんな事はもう無いと思うし、有ってはならない。せっかく一般庶民に実権を取り戻したのだから。
何故か最初の国会は幕張メッセで傍聴席も設置され中継も放映されオープンな形で行われ、次回は神奈川県、次は埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県と関東地区で行われ、会を重ねる度に地方に回ることが決まった。
大臣の選び方や議決はさすがにくじ引き打は無く、議員の投票になった。それも無記名ではなく国民に公開される。
残念なのは、くじで当選しても議員に慣れない条件として過去に議員の経験のある人、すべきだったかも知れない。そんなにくじ運が良いのであれば何か持っているかも知れないし、まあいいか。
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