14 悪魔、もしくは天使
君は悪魔だ。僕は目の前にいる、頭上に光輪を宿す白い翼を生やしたやつに言った。そいつは微笑んだ。馬鹿馬鹿しいほど眼を細めて、口角を上げて。とりあえず見下されるのも癪なので天井から吊り下がる縄を掴んで立ち上がろうとした。しかし縄は切れてしまった。どうやら最初から無理な話だったようだ。
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