気付いて先手?

「髭、剃ったんだぁ」


「ああ」


「彼女にフラれたの?」


「その理屈だと…世の成人男性は、毎日失恋してる事にならないか??」


「確かに」


「─ 俺の彼女は、お前なんだけど?」


「いや…今日、私があなたに別れ話を切り出す事に気付いて、先手でも打ったのかなーって」


「え?!」


「…冗談☆」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る