第59話 旅行編 温泉2
ちゃぷん…
「あ゛ー…、気持ちい゛いー…」
「う゛~…」
ちゃぱちゃぱ…
「………」
「………」
むにむに
「…何をしている」
「…お気になさらず」
むにむに
「…胸をもまれて気にするなとは、どういうことだ?」
「…実はですね、ここの温泉には隠れた効能がございまして」
むにむに
「…まさか」
「…はい」
むにむに
「…ハンッ!」
「あ~っ! めっちゃ鼻で笑った~っ!!」
むにむに
「ないない」
「そ~かもだけどさ~…、ワラをもつかもうよ~」
むにむに
「手遅れだって何度も何度も言ってるだろうがっ」
「いやいや、乳神様がお力を授けてくれるかもしれないよ?」
ガラガラ…
「乳神様ってなんだよ。もう、他のお客さん入ってきたから止めなさ…」
「乳神様は絶対どこかにいるよっ。がんばってるアタシをいつか救ってくださるはずっ!」
むにむに
「…えっ、ええっ!? すげっ!!」
「…どしたの?」
むにむに…
「マジで乳神様が入ってきた…」
「は? 何バカなこと言って…」
ぼぼよーんっっっ
はあっっっ!?
ビクッ!
「ちょ、声でっかいっ! …し、静かにっ!」
「え、ええっ、うそっ!? でっか!! なにあの人っ!!」
ぼぼよーん…
「お客さん…、だよね…?」
「あのサイズは…H。いや、もっと…かな…」
ちゃぽん…
「は、入ってきた…」
「おお…、見事に浮いてる…」
ちゃぷちゃぷ…
「でけぇ…」
「もちもち…」
ざぱっ
ガラガラ…
「あ、あれ!? もう行っちゃった…」
「乳神様…」
ちゃぽん
…
「………」
「………」
むにむに
「…念入りにお願い」
「…もちろん」
むにむにむにむにむにむに…
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