カクヨムコン読者選考どうなってんの日記

読者選考の結果、出ちゃいましたね

　こんにちは。

　読者選考の結果を心待ちにしてた方々、どうでしたか？

　他のコンテストは考えていなくて、カクヨムコン一本だったという方は、ここ数日生きた心地がしなかったんじゃないですか？　いや数日じゃないですね。２〜３週間くらいイヤな気持ちだったかもしれませんね。

　これはしょーもないアドバイスなんですが、待ってるのがしんどかったら書きまくって公募やら何やらにたくさん作品を出しとくといいですよ。一個に執着しなくなるので。あ、色んな人に告白しまくるモテないヤベェ奴みたいって言うのやめて下さい。

　私は異世界ファンタジーは落ちてしまいましたが、キャラクター文芸とどんでん返し部門の作品が通っていました。

　これで全長編作品がカクヨムコンの読者選考を突破したことになります。キャラ文芸の作品、ITCは去年に引き続き二度目ですね。まぁあんまり自慢できることじゃないですけどね。最終選考で吟味された上で「イラネ」ってされた作品がそれだけあるということなので。去年通った作品の一部は現在は取り下げています。ネットで「R指定に引っ掛かったようだ」と心配する声があがっているのを目撃しましたが、他コンテストに出す為に下げているだけだから大丈夫です。それっぽい噂流すのやめような（迫真）

　というわけで以下が結果になります。期間中に獲得した星やブクマなどを記載しておきますね。作品名の中の括弧は草薙様が発表されているランキングの、文字数を満たしてる作品中の順位です。

　・異世界ファンタジー

　【落選】勇者√←ディレクション！（582位）

　★220　ブクマ264

　　　↓

　★238　ブクマ313

　合計67pt

　・キャラクター文芸

　【突破】In The City（110位）

　★185　ブクマ162

　　　↓

　★212　ブクマ189

　合計54pt

　・どんでん返し

　【突破】About lovely rabbits（79位）

　★218　ブクマ322

　　　↓

　★246　ブクマ336

　合計42pt

　以上です！

　異世界ファンタジーの作品……一番ポイント稼いでるのに、一番順位低くて可哀想……（笑）まぁジャンルがジャンルなので当然ですね。

　折角なので一つ一つコメントさせていただきますね。作品の内容というよりはカクヨムコン的な見方メインで。

　まず、勇者√←ディレクション！ですが。あ、これ、ゆうしゃるーとりばーすでぃれくしょん、って読みます。

　これは前回のカクヨムコンに参戦する為に新規で連載を始めた作品なので、投稿からちょうど１年くらい経ってるんですね。ちなみに今も連載中です。原稿や編集の合間に、メインで書き進めている作品です。

　そう、連載中なんですよ。カクヨムコンの期間中にも毎日投稿してたんですね。見て見て〜って。で、この体たらく（死）私の作品の中では大分ソフトで万人向けだと思うんですが、やっぱり異世界ファンタジーは数が多い分、ライバルが多くて厳しいですね。

　去年のカクヨムコンは読者選考を突破しましたが、多分ギリギリで通っているので。付いてきて下さっている読者さんは既に去年★を投げているような状態で、残れるワケないんだよなぁ。ワンチャン伸びてくれないかなと思って連載再開したんですが、駄目でした。本当に異世界ファンタジーは魔境です。

　自分で言うのもなんですが、私は読者さんを結構大事にしているので、「これ以上あんま伸びないなー」と客観的に見て思う作品でもエタはないです。伸びない作品はバンバンエタして別の書け！　って人、結構いるじゃないですか。私は逆です。というかそういうのって、替えがいくらでも利くジャンルの人の発言だと思うんですよね。作者名を見ないで読む人が多いジャンル。私が活動してるジャンルでそんなことしたら悪名轟きますよ、マジで。名前変えて活動してバレないなら、それくらい作品に個性がないってことですしね。どっちにしろって感じです。こちらはなろうでも連載しているので、ダメ元でなろうコンの方に投げてみようかなと思っています。

　で、キャラ文芸のIn The City。

　110位ということで、正直絶対落ちてると思ってました。頑張ってカクヨムコンに合わせて活動してよかったです。本当に。完結させたんです、期間中に。上記ファンタジー作品を毎日連載しながら、百合文芸で長編２本と短編２本書いた上でこれを完結させるって、自分、すごく偉いな……（笑）

　正直、もっとゆーーーーーっくり連載したい作品でした。これは本当に私の趣味全開の作品で、「ブクマしてくれてる人がこんないるの奇跡だろ」と常々思ってたので。で、ここを読んでる人はどうせ作品の方を読まないと思うので言っちゃうんですが、元も子もない言い方すると全員死ぬんですね。まぁ死ぬのは始めから明示されてるんですが、どんでん返しとかも何もなくマジで死ぬんです。だから、後半ってもう、【キャラクターの死を見守る会】みたいになるんですよ。ウケる。

　書いてる途中で、「これ更新頻度上げないと、読者さんが内容忘れるヤツ」って気付き、カクヨムコン期間中だったのもあって、「これまでののんびり更新はなんだったんだよ」ってレベルで更新頻度を上げました。あとは、この後、カクヨムコンが駄目だったら出す公募も見据えてましたよ。色んな意味で期間中に完結させた方がいいなーっていう思惑があったっていう。

　元々のジャンルがあんまり伸びる感じのジャンルじゃないので（歴史・時代・伝奇）、ポイントを獲得する為には、もう完結させるしか残る道はない感じでしたね。

　落ちると思ってたから公募のために動いてたっていうかもう準備できてたんですが、しばらくは様子見ですね……（笑）嬉しい誤算です。

　最後はどんでん返し部門のAbout lovely rabbitsですね。

　っしゃおらー！！！　って感じです。通ったのも嬉しいですが、公募用の編集作業をしなくてよくなったことが本当に嬉しいです。

　この日記だけ追って下さっている方も、読みに行かなくて大丈夫です。百合の中でも大分上級者向けの内容なので、「女の子達がキャッキャウフフしてるんだろうなー＾＾♪」と見に行ったら辛い気持ちになるでしょう。キャッキャウフフに飽きてしまった、もしくはそれらをつまらないと感じる方向けの、ボーナストラック的な作品です（ぶっちゃけると百合に興味ない人を他の作品以上にガン無視してます。１話のブラバ率ハンパ無いから見て笑ってやってくれ）。百合作品専門の掲示板ですら、「エグすぎて無理、リタイアした」とか「こんなの書いてないでコメディ書いて欲しい」とか言われてます。エゴサしてこの書き込み見つけたときのうちの気持ちよ（黙ってコメディだけ書いてろって言われたときは流石にうるせぇボケハゲバカブスって思いました）。

　そんな作品が読者選考突破したの、本当にすごいことだと思うんだよなぁ……。これは落選してしまった作品にも言えることですが、応援してくださった方々に本当に感謝ですね。

　で、数字を見ていきましょうか。こちらの作品はどこからかふらっと人がやってきては読んでいってくれる、という不思議な動きをしている作品でした。期間中はちょっとだけ増えた気もしますが、常にこれくらいのペースでポイントが伸びてる印象ですね。その伸び方が、どんでん返し部門の読者選考通過の基準を上回ったって感じです。

　実を言うと、この作品はカクヨムコンに向けて一番何もしていない作品だったんですよね。プライベッターに上げていた番外編（本編と全く関係ないコメディ短編）を１つ、申し訳程度に再録しただけです。まだ書いていない番外編のネタもあるんですが、ITCの項目でも言ったようにかなり忙しくしていたので、この作品の番外編をイチから書いている時間がなかったんですよね。２〜３万字くらいかかりそうなので。

　今回はラッキーだったとしか言えないです。どんでん返しという部門のハードルが低かったおかげですね。去年はキャラ文芸で落ちてるし、こやつ。ただ、去年は同じ数字の見方で32ptだったんですよ。今年は42ptなので、10pt上がってますね。今回32ptだったらさすがに落ちてそうだ、10pt分強くなってくれてありがとう（？）。

　というわけで、長々と書きましたが、みなさんは如何だったでしょうか。

　来年は私は……いやぁ、どうでしょうね（笑）絶対無いと思いますが、百合部門が設置されたら参加すると思います（笑）（そのときはちゃんとTSと区別してくれよな！って言いたいけど絶対されない）

　百合文芸の長編部門がもっと優遇されるようになったら、少なくとも新作はこちらには出さないかな、と思います。出すメリットあんまりないし。

　この日記もそろそろ〆ですかね。

　次回はもう少し数字を見ていきたいと思います。

　ひとまず、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。