ちょっぴり昔の話(選考の結果が出た時の話)
こんにちは、nnsです。
自由にタイトル付け過ぎたなって前回ので少し反省して、よく見たらその前のも、タイトルから何の話してるか分からない感じが続いていたので、ちゃんと分かるように括弧で書くようにしました。
カクヨムに投稿するようになってから、ちょこちょこ色んなコンテストに応募させていただく機会が増えた私です。
そんな中、もう2年くらい前になりますかね。第1回のファミ通文庫大賞が開催されました。手持ちにいい感じの文字数の作品がちょうどあったので、そちらを応募させていただきました。
最終選考対象作品は○月頃に発表、と言われていたので「気の長い話だなー」とそれまで待つつもりでいました、が。なんかファミ通のWEBサイトでこっそり二次まで発表されてたんですよね。
そこには私の作品も残っていました。30〜40作品くらいが二次を通ったと記憶しています。そこからさらに選考して、三次選考に残ったものが最終選考対象作品、ということだったようですね。
で、私は最終選考まで残れなかったんですよね(笑)
まーしゃーないなーということで、複数連載があるので、そちらに集中することにしました。某青い鳥SNSの方でも「しゃーないなー」とか「まぁいっか。連載書こ」みたいなことは言ってました。
ただ、百合メインで通った作品って無さそうだったので。そもそもファミ通が百合を推してないことを知っていた私は、心のどこかで「うん、分かってた」って感じだったんですよね。それを分かった上で奇跡信じてた感じだったので、さっくり諦めました。むしろ百合推しじゃないレーベルで二次まで残ったことを誇った方がいいのかな、とすら考えてました。応募した作品も、別にその為に書き下ろした作品ってワケじゃなかったですし。
そんな態度でいると、質問箱というツールに通知が届いてました。今はもう閉鎖していますが(誤字報告を何故か質問箱でしてくる人がいたので閉じました。特に大きなトラブルはないです)。
送られてきたメッセージを、記憶を辿ってアバウトに書き起こしますね。
「本気じゃなかったのにどうして応募したんですか?」
多分ですけど、私が「きえ〜〜!!!!! 悔しい悔しい!!!! こんなのおかしい!!!」とか「はぁ……頑張って書いたのにな……自分には才能が無いってことなんだな……もういい……筆折る……今まで、みんなありがとね……」とか言ってないからそう感じたんだと思います。
見た時は、「ひ、ひえぇー……」みたいな声が出ました。多分その人の中では、悲しいって言わないと悲しくなくて、悔しいって言わないと悔しくないんだと思います。なんていうか空気や行間の読めない人なんでしょうね。
いや確かにそこまで凹んでないのは事実なんですけど。普通の人って選考落ちたらもっと凹むし凹んでてもそれを表に出す人ばかりじゃないから、絶対にそういうこと言わない方がいいよって思いました。
言ってもしょうがないことって、よっぽどじゃないと口にしないんですよね。しかも自分の力不足系の事って。私は昔からそんな性格です。逆に言うと見苦しいですしね、落ちたって呪詛吐いてるの。いい歳した(美少女JKですが)大人がピーピー言うって、ちょっとね。
あ、他の人がする分には別に。内容によっては慰めるまでありますよ。私が自分に対して結構そういうとこシビアなだけなので。
まぁそんな感じで。送られてきた質問には
「本気じゃないなんて言いましたか?」
みたいなことを送ったと思います。
結構厳しめですよね(笑) でも、応募したのが冷やかしだと思われているのは気分が悪かったので。PV稼ぎたい! って理由で募集要項を満たしてないくせにコンテストに出すムーブを心底軽蔑しているので、同類だと思われたくなかったんですね。選考落ちたばかりの人間にこんなもん送ってくる輩にキツく当たるなんて造作もない事です。
これから、カクヨムコンの中間が発表されて……多分、落ちててもそんな大きな反応はしないと思います、やっぱり。知人の作品が通ってたら「うおー! おめでとうおめでとう!!」と騒ぎはするでしょうけど。
それは今回のお前の作品が書き下ろしじゃないからでしょとか、百合文芸メインでやってたからでしょって意見もあると思いますが、そうでもないんですよね。百合文芸の中間に残れなくても同じ感じだと思います。残念な気持ちはあるけど、それ言っても仕方なくねっていう。ガタガタ言う暇あったら精進しようぜって感じですね。
*****
作家同士の闇な質問箱案件、結構ありますよね。私はいま挙げたのが「ひぇ……」と思ったくらいで、他はそんなにです。あれを送った人が書き手かは分かりませんけどね、匿名なので。
おそらくは選考の一次や二次で落ちた人からのものじゃないかと思ってます。質問箱上のDM機能で連絡がきたので(そんな機能あるの、通知が来るまで知りませんでした)、そのまま少しやりとりしています。口調は丁寧なんですが、すごいドロドロした何かを感じましたね。
そりゃそうです、後ろめたくないなら普通にツイッターで訊いてくればいいんですから。それが出来ない&わざわざ質問箱というツールを利用して匿名で突撃してくる時点で大分陰湿です。言葉を交わしてる時に感じたのは、私の悔しがる反応が見たかったのかなー、ですね。だから書き手側の怨恨かなって。
「いい人だから読んであげなきゃ」って言われるくらいなら「こいつムカつくのについ読んじゃう」って言われるような書き手になりたいので、嫌われるのは全然OKです。っていうか他人の心のことなんてどうにもできないんだから気にするだけ無駄です。
そんなスタンスのせいか、私は質問箱よりもヤバい人にリプで突撃されることの方が心当たり多いんですよね。本題じゃないので置いときますが。
ヤバい人に「こいつには酷いことを言っていい」と認識されてしまう人はどうしてもいるんですよね。私の知人にもいます。
その人は質問箱で数ヶ月にわたって粘着されてました。「お前の作品が評価される意味が分からない」とか、「俺とお前の何が違うんだ」とか、「カクヨムって小説投稿サイトですよ。小説以下のもの投稿しないでください」(←これ酷過ぎてめっちゃ笑った(笑うな))とか。すごい熱烈ですよね、正直羨ましかったです。本人は参ってましたが(当たり前体操)。
その様子を見ていた誰かが言ったんです。誰かは覚えてません(もしかしたら私かもしれません)。「これ、美少女からだったら……? ○○さん(被害を受けてた方)が女性だったら……? 百合じゃん……」と。その人はそれからアンチちゃんと呼ばれ、なんとイラスト化までされ、なんかよく分からない感じで愛でられました。「俺は男だ」という質問が届いてた時は笑いましたね。
あ、普通は実在する人を指して百合じゃんとか言ったら駄目ですよ、これこそ当たり前体操ですけど。○○さんがそういうこと言っても怒らない人で、アンチがどう思おうがどうでもいい(っていうか嫌なこと言われて嫌なら質問箱で嫌な言葉送るのやめれ)から、みんなが悪ノリした感じですね。それから、いつの間にかアンチちゃんはいなくなっちゃいました。今でもカクヨムにいるんですかね。元気だといいですね。
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